2015年11月13日金曜日

道化師の日本史(奈良時代3)


 どうもこんにちは、道化師です。

 さて本日は、奈良時代の外交について見ていきましょう。

 奈良時代で重要になってくるのが、世界最強の国(現在の中国)唐との関係についてみていきましょう。

 まず、遣唐使についてですが、630年から894年まで続くことになります。

 基本的に唐との貿易(便宜上貿易とする)のルートに関しては、北路をとります。これは、朝鮮半島を経由して中国に到着するというルートですが、これが問題になります。

 新羅の日本の関係が悪化してしまいます。

 新羅との関係が悪化してしまうので、仕方なく南路を取るようになりますが、遭難したり事故が多発するという状況になります。その結果、894年頃には、日本の文化水準が唐に追いつくことになりますので、菅原道真の進言により、やめようということになります。

 次に新羅都の関係について見ていきましょう。

 新羅とは、663年の白村江の戦いで敗れて依頼長いこと険悪な関係が続くことになりますが、しばらくすると関係が修復されます。しかし、再び関係が悪化してしまうので、こちらは、779年頃から交流をやめてしまいます。

 もう一つ忘れてはいけないのが渤海(ぼっかい)

 渤海とは比較的友好的な関係が長く続きますが、特に入試には出てこないのでサラッと流します。

 というわけで、日本の大事な貿易国は、唐・新羅・渤海の3つが重要な貿易国です。

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