2017年11月9日木曜日

日清戦争について

 「理科の勉強で大事なことは、”なぜ””なぜ””なぜ”と考えること、社会にでて大事なことは、相手の立場に立って考えること。松井塾長です。」

 「さて、本日のテーマはこちら。」

 1894年日清戦争についてのお話。

 松井塾長「毎回、社会を覚える時は、必ず、いつ、どこで、だれが、どのようなことをしたのかということを覚えなければなりません。」

 いつ?1894年

 どこで?日本海にて

 誰が?日本国と清国が

 どのようなことをしたのか?戦争をした!!!

 ということになります。

 で、歴史の勉強には、基本的には、なぜ???戦争が起こるのかということが大事になってきます。

 戦争は、どこで起きるのか?

 基本的には隣国との間で戦争が起きるものと考えれば問題ありません。

 つまり、となりのくにとは戦争になりやすい!!!

 ということになります。

 じゃあ、なぜ、日清戦争が起こったのか???

 当時、清の国は、海洋国家の建設を目指していた。

 つまり、清の国は、長い間鎖国状態を脱して、列強の仲間入りをしようとしていた。

 ここが重要なポイントになります。

 一方の明治維新後の日本も、長い間の鎖国状態を脱して、列強の仲間入りをしようとしていた。

 さて、ここからが問題になりますが、両方ともに海軍力の強化に動いていたということがポイントになります。

 では、どうなるか?

 日本側から見れば、台湾およびその周辺の島を取ることができれば、清は脅威ではなくなる。

 清側から見れば、台湾および沖縄を取ることができれば、太平洋に向かって大きく勢力を拡大できる。ということになります。

 つまり、こうなる。

 清側:沖縄を手に入れたい。

 日本側:台湾を手に入れたい。

 こうして勃発したのが、日清戦争ということになります。

 もう一つの問題としては、朝鮮半島をどちらの支配下におくのかということも重要なポイントになります。

 で、ここからが、大事なのですが。

 戦争が集結したと同時に・・・

 「下関条約」(しものせきじょうやく)を結びます。

 さて、ここで、さらなる問題を発生させるのがこちら。

 「3国干渉」ということになります。

 日本に対して、ロシア・フランス・ドイツの3国が圧力をかけてくるということになります。

 道化師「まぁ、この3国干渉で、ロシアとの関係が悪化することによって、次の戦争へとつながっていくわけです・・・。」

 というわけで、本日の結論はこちら。

 1894年 日清戦争はじまる!!!

 



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