2017年1月18日水曜日

慶応義塾大学小論文対策

どうもこんばんは、久しぶりの登場

道化師です。

さて、本日のテーマはこちら。

トランプ政権による保護貿易についてという題で始めていきたいと思います。

さて、今回のテーマは、慶応義塾大学(経済学部)の予想問題を道化師が勝手に予想して、勝手に問題を作ってしまうというなんとも奇妙なお話からやっていきたいと思います。

で、慶応義塾大学は、グローバル化をどんどん進めていきましょう。という考え方の大学ですので、まぁ、それに関連する話題がバンバン出される危険性のあることは、承知していると思いますが、それについて話をしていきたいと思います。

トランプ大統領が行っている。

「アメリカファースト」これは、俗にいう保護貿易と呼ばれるものになります。

保護貿易とは、他国のやすい輸入品により国内産業が打撃を受けることを避けるために、他国から入ってくる、輸入品には、高い関税をかけるという政策のことを、保護貿易政策といいます。

また、保護貿易に関しては、関税以外にもやり方はありますので、しっかりと学んでいきましょう。

それでは、まずは基本からおさらいしていきましょう。

関税、例えば、今ここに日本で作った自動車と米で作った自動車があったとします。

米で作った自動車は200万円

日本で作った自動車は100万円だとします。

性能は全く同じであるとする場合、人々は、日本で作った自動車をアメリカで買いまくることになります。

そうなると、アメリカでどういった問題が起きるか?

アメリカで、大量の失業者が発生することになる。

これを、アメリカは避けたいので、アメリカで作った自動車と同じぐらいの値段にするために、

日本の自動車に関税という税金をかける。

日本で作った自動車100万円+関税100万円ということになる。

こうすれば、日本で作られた自動車はアメリカでそれほど売ることができなくなるので、アメリカの自動車産業は守られることになるじゃない。

ということになるわけです。

で、頭の回転が速い人たちは当然こう思うはず。

「おいおい。アメリカの立場にしてみたら、こんないいことはないじゃないか?どうしてこれが批判されるんだ??」

ということになります。

道化師「まぁ、なんて言うんでしょうか?机上の空論というのが、まぁ、学者っていうのは大好きなんでしょうねということです。」

これを理解するためには、かなり複雑な、政治経済を学ぶ必要性があるのですが、キーワードは効率性の問題ということになります。

つまり、「効率性がどちらがより優れているのか?」ということです。

例えば、もしも、日本とアメリカで自由貿易を行っていれば、日本が強い産業は、日本が勝ち、アメリカの強い産業は、アメリカが勝つ。

ということは、経済効率性の観点から、よりよい製品をより安くで提供できる国の産業が勝つほうが望ましいだろ。

だから、もしも、アメリカの自動車産業が潰れてしまっても、全体としては、最適解になるわけだから、アメリカの自動車産業は潰れてもいいわけである。

という、まぁ、経済学上はそうなんだけどという話である。

で、ここからが、問題になるのだが、アメリカの自動車産業に勤務している人々が、果たしてそれで納得するのかということである。

まぁ、そこが問題なんであるが、その辺の話題は、経済学ではすっ飛ばされることもある。

今回は、でてくるかもしれないが、で次回からも少し、この保護貿易に関係することを少しお伝えしていきたいと思います。

というわけで、本日の結論。

保護貿易は、悪である。グローバル化は善であると考える学者は多い。

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