どうもこんばんは、道化師です。
本日は、中学2年からの要望で、もっとプラトン先生について書いてほしいという話題がありましたので、プラトンのお話が、入試問題に出されたらという話題でお話していきたいと思います。
題して「もしプラトンが入試問題に出てきたら???」
略して「もしプラ」でお送りしていきます。
だいぶ前に、プラトンのイデア論についてはお話しましたが、本日は、プラトンが考える存在論についてお話していきましょう。
ここで、注意して欲しいのは、プラトン以外にも、存在論について話をしている場合がありますが、プラトンが考える、存在論とは全く異なりますので、ご注意ください。
というか、はっきり言うが、プラトンが入試問題に出された場合もっとも厄介な人物の一人ということを覚えておきましょう。
プラトンの考える存在論とは:存在についての研究である。(存在としての存在の学問である。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
道化師「何言ってんだ?こいつってなるよね。何言ってんだこいつってなるよね。」
それでは、もう少しわかりやすくお話してきましょう。
プラトン先生「存在とは、存在しているもののことを存在していないことのことを言うものであり、存在していないものを、存在しているもののことである。」
道化師「もう一度言うよ???」
プラトン先生「存在しているものは、存在していないもののことであり、存在していないものは、存在しているものである。」
以上
道化師「これで、わかった人???」
道化師「それでは、プラトン先生のおっしゃっていることをわかりやすく、松井先生が解説します。」
松井先生「え、俺???」
道化師「お願いします!!!」
松井先生「まず、プラトン先生が、おっしゃている存在しているものは、仮像だということを言っている。(つまり、現実の世界の光景は、全て仮の姿にすぎないとプラトン先生は思っている。)つまり、目に見えているものは、全部存在しているように見えているけれども、実は、存在していないものなんだということだと考えている。」
松井先生「そこで、プラトンを理解する上で大事なのは、彼は、この世界の他に、真実の善なる世界(イデア)がどこかに存在すると考えている危ない人。(失礼いい間違えました。倫理の人)」
松井先生「まぁ、簡単に言うと、ハリポッターみたいな世界を信じている、ニートアンドすごい権力者だと思うとわかりやすい。」
松井先生「つまり、現実の世界を全否定しているところからスタートしているということになるわけです。」
松井先生「プラトンは、目に見えている世界ではない、どこか別の世界(イデアの世界が)が真実だと思っている。だから、目に見えている世界を否定して、存在していないように見えている(プラトンにとっては)世界こそが、本当の存在だ!!!という主張をしているわけです。」
道化師「そう、つまり、プラトンにとっては、今生きている世界は、仮に生きているだけであって、天空のどこかには、プラトンの理想とする、善なる世界、イデアがあるんだって思っている。それを要約するとこうなる。」
プラトン先生「存在しているものは、存在していないものであり、存在していないものは、存在しているものである。」
ということになります。
道化師「さて、それでは、倫理の問題があった場合、松井先生から一言お願いできるでしょうか???」
松井先生「お前、一回病院行ってこいよ!!!」(プラトンのファンのかたごめんなさい)
道化師:というわけで本日の結論
「プラトンは、病気・・・失礼しました。プラトンの考える”存在”とは、存在していない世界に答えがあると思っている。」
注意事項:倫理の問題は、やり過ぎると、あなたの健康を害する恐れがあります。2時間以上倫理の問題をやる場合には、必ず、30分の休憩をとることをお薦めします。
篠崎にある松井塾の塾長が高校生・中学生向けに大学受験・高校受験を突破のために作られたブログになります。基本的には、入試で出された問題をベースにして勉強に親しみやすいものとなっております。ご覧になられた方には、賛否両論あると思われますが、何卒よろしくお願いいたします。
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