2017年10月13日金曜日

大学1年生から就職までのデータ

 「高校受験が終わったら真剣に将来のことを考えよう。というより、自分の将来について常に真剣に考えよう。(松井塾長です)」

 松井塾長「さて、本日のテーマはこちら。大学1年生から、就職までのデータということでお送りしていきます。」

 松井塾長「さて、大学生が一年間にどれくらい量産されるのかということについて考えましょう。そして、そこから、就職に至るまでどのような、状況になるのかを考えていきましょう。」

 大学入学者総数60万人(2012年データ抜粋)

 卒業人数55万人

 就職ができる人数33万人

 有名大手企業に就職ができる人数1.8万人(いわゆる一般人が考える大卒の職業と言われる職場につくことができる状態)

 ということになる。

 つまり、大学生全体のピラミッドで考えるとこうなる。

 有名大手企業上位3%(おそらく、現在時点では、2%を切っている可能性がある。)

 中小企業・もしくは介護・小売・飲食大企業に就職する確率(50%)

 フリーターや非正規雇用になる確率(37%)

 大学を中退してしまう確率(10%)

 ということになる。

 さて、一流大学と呼ばれている、生徒の人数割合をざっと計算してみましょう。

 いつも言っていることですが、東京大学+旧帝国大学+一橋大学+東京外語大学+早慶あわせて、4.2万人(これに同じくらいのレベルとして、筑波大学とか、神戸大学とかまで入れると、もはや何万人いるのか不明!!!)

 道化師「つまり、どういうことだってばよ???」

 松井塾長「まぁ、要するに、MARCHクラスの学生だったら、中小企業の就職活動しても中小企業にも入れないかもしれないということです。」

 松井塾長「というより、これは、普通に考えればわかると思うんだが・・・」

 松井塾長「トヨタ自動車を知らない人間って日本にどれくらいいる???」

 道化師「ほとんどいないんじゃないですか???海外にも知れ渡っている会社ですし・・・。」

 松井塾長「じゃあ、逆に聞くが、MARCHでもっとも難しいとされている、明治大学や立教大学を知らない人ってどれくらいいる???」

 道化師「東京なら知っている人多いでしょうが、地方に行くと・・・結構いますね。」

 松井塾長「だろ!!!その時点で入れないだろ!!!戦力が違いすぎるだろ。」

 松井塾長「東大や京大ならいざしらず・・・」

 松井塾長「早慶クラスの大学生ならば、就職活動がんばって、中小企業や大手企業子会社に内定をいただいたならば、親は褒めなければいけないし、本人も喜ばなければならない。」

 松井塾長「ところが・・・残念なことに、有給が取れないブラックだとか・・・給料が安いとか・・・わけの分からないことを言い出すので・・・大変なことになってしまう。」

 道化師「なるほどなるほど。」

 松井塾長「まぁ、だから何回も言っていることなんだが、大学卒業して就職先があると思っているのがそもそも異常で、就職先があるだけでも良かったと思うべきなんだということ。」

 松井塾長「で、ここからが、就職活動をする前の段階で重要なことなんだが、言われたことだけやってちゃダメってこと。言われたことを完璧にこなせるのはそもそも当たり前で、言われたこと以上にバリバリできるように自分で考えて行動できるような人間にならないとダメだよってこと。」

 松井塾長「いま、塾に通っている生徒は、しっかりとここのところを気をつけよう。まず、出された授業・宿題をこなすのは当たり前。さらにどれだけがんばれるかというのが大事になってくる。」

 松井塾長「まぁ、経営者側の立場にたって考えればわかるが・・・有給や福利厚生のことや、給料のことばっかり気にしているような奴とるのか???って話だ。」

 松井塾長「会社の利益・会社の売上のことを第一に考えて行動できる。当たり前の心がけと意識を持って大学時代何を勉強すればいいのかっていうのを、全力でがんばるといいと思います。」

 道化師「なるほど。」

 というわけで、本日の結論はこちら。

 松井塾長「高校受験が終わったら、自分の将来設計を考えて、大学に行くのか、専門学校に行くのか、高卒で就職するのかを決めよう。そして、大学受験をすると決めたら、全力で勉強しまくれ!!!」

 松井塾長「今、いうべきことではないかもしれないが、学生はどんなに偏差値が高くなってもしょせん学生!!!一円も稼いでいないでしょう。」

 「努力は高く・目標は高く・常に謙虚に・感謝の気持ち忘れず・頭は低く・志は高く・気持ちは熱く・頭は冷静に・」というような人間を目指していけばいいのではないのでしょうか???いうは易く行うは難し。

 以上、松井くんがお送りしました。

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