2017年10月8日日曜日

両方とも正しい時がある。

 「どうもこんばんは。大口を叩くやつほど大したことがない。松井塾長です。」

 さて、本日のテーマはこちら。

 「両方とも正しい時がある。」

 松井塾長「まぁ、いつもよく聞かれることなんで困っているのですが、よく生徒から聞かれる案件としてはこちら。」

 松井塾長「先生どっちが正しいんですか???」

 この謎のフレーズ。

 松井塾長「それがわからないから、いろいろ考えるんでしょ???」

 さて、本日は、両方とも正しい時があるということでお話していきましょう。

 例えば、カップルがいたとしましょう。

 彼氏は、「フランス料理が食べたい。」

 彼女は、「寿司が食べたい。」

 両者ともに同じ値段だった場合かつ割り勘だった場合。どちらが正しいことを言っているでしょうかということです。

 松井塾長「この場合、どっちも正しいことを言っているということになる。」

 彼氏は、ただ単純に食べたいものを言った。

 彼氏の中では、フランス料理を食べるのが正解。

 彼女の中では、寿司を食べたいので、寿司を食べるのが正解。

 では、両者の解決方法は???

 じゃんけんで決めるぐらいしか無い。

 ということです。

 で、これが、世の中では大量に行われます。

 例えば、親子喧嘩。親からの相談の時は、松井先生は、親に苦言をします。

 子どもからの相談の時は、松井先生は、子どもに苦言をします。

 さて、ここからが厄介なんですがこうなります。

 親「私は子どもにこうなって欲しいんです。でも、子どもはちがうというんです。おかしいですよね?」

 子ども「僕はこうしたいんです。親はこういうんです。おかしいですよね?」

 で、私は両方に聞きます。

 松井塾長「なぜ、自分が言っていることが正しいと思うのですか?」

 決まってこう返ってきます。

 親・子ども「自分が正しいと思っているからです。」

 松井塾長「それが正しいとする根拠となるデータは???」

 親・子ども「・・・・・。」

 松井塾長「で、これじゃあダメねってこと。自分は正しいと思います。相手も自分の言っていることが正しいと思います。解決しないだろ???」

 松井塾長「で、ここで魔法の言葉を覚えておきましょう。こうすると楽になります。相手はこう思っている。自分は、こう思う。なぜなら違う人間だから。」

 松井塾長「なんでもそうなんですが、人間は、話し合えば全て理解し合えると思っている傾向がありますが、そんなことはありません。したがって、私は、常に100%理解し合おうと思うからしんどいわけであって、互いに、理解できない部分はあると思っていることが大切だと思います。」

 というわけで本日の結論はこちら。

 「両方とも正しいことを言っている場合がある。」

 道化師「しかし、自分と違う意見を持っているとイライラするっていうのはどうなんでしょうかね???」

 松井塾長「うーーーん。やっぱり人間はわかり合いたいんでしょうかね???」

 道化師「松井塾長は、分かり合えなくて落ち込んだりしたことはありますか???」

 松井塾長「あまり、ありません。わかりあいたくもない相手なら無視です。」

 道化師「はっきりしてますね。」

 松井塾長「うーん。興味ないですからね。万人に好かれるということはないですからね。」

このブログで読まれている記事