2017年10月1日日曜日

ハラスメントについての解説

 「権利権利とうるさい人ほど、権利の意味を理解していない。松井塾長です。」

 さて、本日の用語解説はこちら。

 「ハラスメントについて!!!」

 松井塾長「世の中のできごとでいつもおかしいなと思うことなんですが、用語の意味を分からないで使う人が多すぎる。」

 松井塾長「まず、ハラスメントの意味は、嫌がらせという意味です。その人が嫌がっていることをやることがそもそもハラスメントということになります。」

 松井塾長「で、ここからが問題なんですが、そもそもパワハラとかセクハラとか言う前に、お前はハラスメントしていないかということです???」

 松井塾長「私は、常にこれを気にして生きているんですが、嫌がらせ行為は、してはいけないという鉄則があるわけです。これが重要になってきます。」

 例えば、これらは全部ハラスメントになります。

 「学校の先生が授業をしているのに聞かない。しゃべる。指示通りに動かない。」

 「職場の上司の正当な指示に反抗する。」

 「これら全部、逆ハラスメントということになります。」

 学校で、説明するとわかりやすいということになります。

 まず、学校の先生の指示には基本的に生徒は従わなければなりません。

 「しゃべるなと言われれば、しゃべってはいけません。立ち歩くなと言われれば立ち歩いてはいけませんし、ノートをきれいに取れと言われれば、ノートをきれいに取る。」

 「全部アタリマエのことです。」

 松井塾長「これが、基本原則になることを頭に入れておきましょう。」

 じゃあ、パワハラに当たるのは何かということになる???

 パワハラの定義:パワー(権力)を振りかざして、ハラスメント(嫌がらせ)をすることを、パワハラになる。

 わかりやすく、学校で考えていきましょう。

 学校の先生が、「私は、君の内申点を上げる代わりに、私の家の掃除を手伝いなさい。」

 松井塾長「こういうのが、パワハラになります。つまり、学校の業務や生活と関係のないことを、権力を振りかざして、要求を受け入れざるを得ない状況を作り出すことを、パワハラということになります。」

 じゃあ、こういう場合はどうなるのか???

 学校の先生「君が、このように素行態度が悪い状況が続く場合は、内申点に影響が出ますがよろしいですか???」

 松井塾長「これは、正当な指導ということになります。というか、当たり前。先生の指導に従わないやつの内申点が低いのは当たり前だろ!!!」

 では、職場におけるパワハラについて見ていきましょう。

 上司「おい、飲みに行くぞ。」

 部下「すいません。病気なので2週間、アルコール止められているんですよ。」

 上司「そんなの関係ねぇ!!!」

 こういうのがパワハラ。

 上司「〇〇君。トイレの掃除しといて。」

 部下「なんで、俺がトイレの掃除しなきゃいけないんですかぁーーー。」

 これは、部下が業務命令違反。(やれって言われてるんだからやれよって話。)

 ただし、この部下ばっかり、トイレ掃除をやらされていたら、パワハラになります。(ただし、タマタマの場合もあります。)

 じゃあ、実際に松井くんのケースモデルで見ていきましょう。

 女性「松井さん、ちょっと聞いてくださいよ」

 松井くん「はいはい。」

 女性「この間、友達と海に行ったんですよ。」

 松井くん「へぇー良かったねーーー。」

 女性「その時の写真がこれです。」

 松井くん「へぇーー。」

 女性「だけですか???」

 松井くん「はい???」

 女性「なんか、感想行ってくださいよ。水着が似合っているとかぁーーー。」

 松井くん「はい???セクハラに該当する危険性があるため、お答えを差し控えさせていただきます。」

 女性はむくれてしまったようだ。

 飲み会にて

 女性「このお酒おいしい。まっちゃん一口飲んでみ!!!」

 松井くん「はい???」

 女性「このお酒おいしいから、マジ飲んでみ!!!」

 松井くん「いらないです!!!」

 女性「なんで???」

 松井くん「汚いからです!!!」

 女性はむくれてしまったようだ。

 というように、実際全てのハラスメントを組織の中から除外しようとした場合、社長が、松井先生・社員が松井先生という状況以外にありえないということになってしまいます。

 でも、上記2つの例よく考えてもらうといかにセクハラかはわかるよね?

 40代の頭禿げたさえないおっさんが、酒を飲む。

 おっさん「おーこの酒うまい。〇〇ちゃん一口飲んでみ。」

 女性「嫌ですよ!!!」

 おっさん「えーそう言わずに一口。」

 女性「嫌です。」

 おっさん「なんで???」

 女性「汚いからです。」

 誰もおかしいと思わないだろ???

 同じことだよ。

 というわけで、ハラスメント行為に関しては、他人が嫌がることはできるだけ避けようと個人が思わない限り、避けられない。

 道化師「ところで、松井塾長。」

 松井塾長「はいはい。」

 道化師「ハラスメント行為をしないようにするにはどうすればいいでしょうか???」

 松井塾長「まず、学校の先生や上司にハラスメント行為をしないというところからスタートじゃないですか???」

 道化師「なるほど!!!」

 松井塾長「他人に敬意を払えない人間が、敬意を払われることはない!!!」



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