2017年10月4日水曜日

男女雇用機会均等法についての解説

 「よくわからないことをよくわからないままやることこそが人生で最もリスクなこと。松井塾長です。」

 さて本日のテーマは、こちら「男女雇用機会均等法についての解説」ということになります。

 男女雇用機会均等法、こういう言葉をわかるためには、基本的には、言葉の意味を理解しなければなりません。

 機会とは、それをできるチャンスを与えることを指します。

 例えば、バスガイドになりたいですとしましょう。

 雇い入れる側が、女性のみ募集と書くことを禁止するということです。

 必ず、いかのように書きましょうということになります。

 バスガイド募集:男女問わず募集。

 という風に書きましょう。ということになります。

 で、結果として、男性と女性の比率がどうなってもそれはいいです。ということです。

 例えば、ある社長が、事務員を募集したとしましょう。

 事務員募集

 年齢30歳まで

 女性

 ワード・エクセルが使える。

 という募集をしたらダメということです。

 年齡による差別の禁止。(合理性がない。)

 女性(性別による差別の禁止)

 ということになります。

 しかし、実は、これが厄介な現象をもたらせる法律でもあります。

 そもそも、若い女性しか事務員で雇うつもりのない社長の事務所に・・・

 男性が行っても採用されることは無い。

 したがって・・・

 採用に行く側も無駄になるし、採用される側も余分な費用を払わされることになるので、めんどくさいということになる。

 とまぁこういうような感じで、実際に男女雇用機会均等法ができたからといって全てがうまくいくわけではないということになるわけです。

 男女雇用機会均等法の最大のテーマは、機会均等。

 つまり、「面接会場に行くことができるもしくは、就職試験の筆記試験が受けることができる。」ということになる。

 

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