2017年10月9日月曜日

ストライキについて

 「どうもこんばんは、イマイチ法律のことを調べていない人が多い。松井塾長です。」

 さて、本日も生徒の質問に答えていくというコーナーです。

 さて、本日のテーマはこちら。

 「ストライキについてです。」

 ストライキとは、労働者が経営者に対して要求するために、全員で仕事を放棄すること。

 ただし、注意事項があります。

 ストライキとは、いきなりストライキということではありません。

 会社休むぞ!!!ストライキ!!!

 意味がわからないです。

 ストライキにもきちんとした法的手続きがあります。

 まず、交渉(話し合い)をして、話し合いが決裂した場合に、いつどこでどの規模でストライキをやるかということをしないとダメです。

 また、もう一つ大事なことですが、ストライキができない人たちがいます。

 それは、公務員とインフラ事業を営む人々になります。この人達は、ストライキの権利がまったくないわけではありませんが、制限を受けます。

 警察などは、完全にストライキの権利を持っていなかったりします。

 だ・か・ら、公務員は安定してお金がもらえる職業じゃないとダメだと先生は言っているわけです。

 警察官がワーキングプアとか税務署がワーキングプアとか役所の仕事をしている人が、ワーキングプアとかになったらどうなるか???

 緊急事態のときにストライキされたらどうするんだって話です。

 この緊急事態のときにストライキができない代わりに安定的な身分保障と賃金を約束しましょうねということです。

 したがって、役所のサービスが悪いとかは筋違いなクレームということになるわけです。

 ただし、公務員が法律に則って仕事をしなかった場合は別。

 この時は、クレームをいうべき。

 というより、これは正当な権利の主張ということになる。

 交通事故が発生しました。

 110番通報しました。

 警察官が来ません。

 ちょっと待てよ。ってことです。(松井塾長がブチ切れるところですね。)

 で、本題に戻りますが、ストライキというのは、はっきりいいますが近年ではほとんど行われません。

 なぜなら、意味が無いからです。

 会社にお金がありません。

 給料上げろ。(意味不明)

 ということになるからです。

 したがって、本来ストライキするなら、会社の経営陣に対して、お金儲けする方法あるから、これをやらせろ。という主張でないと給料を上げる方法はありません。

 松井塾長「まぁ、なんでもそうなんですが、給料っていうものが天から降ってくると思っている人がいるんですが、そもそも間違いで、給料を引き上げるためには、まず、会社が儲からないと駄目です。ってことです。」

 というわけで、本日の結論はこちら。

 「ストライキとは、労働者の要求を通すために、仕事をボイコットする行為のこと。」

 松井塾長「なんでもそうですが、権利を主張する場合には、まず、学ぶことから初めていきましょう!!!」

 

 

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