2017年10月21日土曜日

将来の選択をきちんと決める

 「人間は自分のことほどよくわからない生き物である。松井塾長です。」

 さて、本日のテーマはこちら。

 将来の選択をきちんと決める。

 でお送りしていきます。

 さて、それでは、松井先生の進路相談で昔受けたお話を見ていきましょう。(10年前ぐらいのできごとだと思います。)

 生徒「先生、漫画家になりたいんですが、どうしたらいいですか???」

 松井先生「知りません!!!」

 終わり。

 道化師「おい!!!もっとなんかあるだろうwww」

 松井先生「いや、こういう相談ある時あるんだけど、知らないものは知らん。漫画家になるにはどうしたらいいですかとか言われても俺にどうしろっていうんだ???」

 生徒「いやいや!!!」

 松井先生「えーーー聞かなきゃダメ???」

 生徒「はい!!!」

 松井先生「じゃあ、なんで漫画家になりたいの???」

 生徒「漫画が大好きだからです!!!」

 松井先生「・・・・・。で???」

 生徒「毎日、漫画を読みたいんです!!!」

 松井先生「で???」

 生徒「でって???」

 松井先生「それだけ???」

 生徒「それだけです・・・。」

 松井先生「何言ってるの???」

 生徒「え???」

 松井先生「え???」

 沈黙・・・・・

 松井先生「いや、それは、君が漫画を書きたいんじゃなくて、漫画を読みたいんだよね???」

 生徒「・・・・あ!!!」

 松井先生「お前が考えるべきは、漫画を好きなだけ好きな時間に読むには、どうするべきかを考えて将来設計をするべきであって、漫画家になることじゃないよね???」

 生徒「・・・・。確かに。」

 松井先生「そのーーー。ナルトやワンピースやブリーチやなんやかんやの漫画よりも俺はすげぇ漫画が書ける自信があるし、知ってほしいから漫画を書くのか???」

 生徒「それは、無理っす。」

 松井先生「漫画を読みたいなら、出版社を目指すべきなんじゃないか???」

 生徒「あー確かにwww」

 まぁ、他には・・・

 生徒「僕は、勉強が大好きなんで、松井先生のような塾の先生になりたい!!!」

 松井先生「へーーー。あ、そう。でも、君では、松井先生にはなれないですよ。」

 生徒「え、なんでですか???」

 松井先生「私は、勉強が嫌いだからです。」

 生徒「え?」

 松井先生「え?」

 松井先生「みんな、私のことを誤解していますが、私は、勉強は嫌いですよ。教えるのは、大好きですが・・・。」

 松井先生「もう一度確認しますが、私は、子どもに、勉強を教えるのは好きですが、大人に物を教えるのは、大嫌いですし(おとなになったんだから自分で考えて勉強しろ)、勉強そのものは大嫌いです。」

 松井先生「で、君の発言から考えて、勉強が好きだってことと、教えるのが好きだってことは、何の相関関係もないですよ???」

 というような具合に、自分の将来の選択を決めるということはそんな簡単なことではないということです。

 したがって、真剣に将来の夢を考えろと言うことを言っているのはそのためです。

 案外自分のやりたいことはわからないものです。

 で、今、真剣に自分のやりたいことを真剣に考えない人は、一生、自分のやりたいことを考えないまま人生が終わります。

 松井塾長「自分の人生は、自分で決める。自分で決めて、自分でその結果に責任を持つ!!!」

 これが大事!!!

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