「彼を知り己を知れば百戦殆うからず、彼を知り己を知らざれば一勝一敗す、彼を知らず己を知らざれば戦うごとに必ず敗れん(松井塾長です)」
はい、というわけで、ありがたい漢文のお言葉から引用してきましたが・・・
要するに何がいいたいかというと、自分を知って、相手を知らないと、負け続けるぞということです。
松井塾長「で、ここからが大事なんですが、ほとんどの人間は、イメージだけでものを考えます。データを見ないということになります。で、ここで大事なのは、データで考えるということですね。そうすれば自分の立ち位置がわかるということになります。」
松井塾長「で、一体いつまで、昔の就職指導や、大学受験指導をしているんだということです。大学に行けば安泰みたいな・・・。だから、データを見れば違うということがわかるだろって話だ!!!」
というわけで、松井塾長のデータ分析を見ていきましょう。(ざっくりと計算しています。)
30年前の大学受験(親世代になりますか???)
18歳人口が200万人
大学生になるのが、40万人(上位20%)
日東駒専が、偏差値50の大学なので20万人目(上位10%)
MARCHと関関同立(昔はこう言われた)が、偏差値60の大学なので、4万8千人目(上位2.4%)
早慶や旧帝国大学が(上位1%)
東大・京大・医学部(0.5%)
まぁ、ざっくり計算してこんな感じになります。
まぁ、要するに、全体の20%が、大学生で、18才人口の、2%ぐらいが、エリートになるので、まぁ、だいたい、MARCHや関関同立に入っていれば、就職楽勝ということになるのは、まぁ、わかると思います。
松井塾長「でだ・・・。なぜ、この時代と同じことを思っている親が量産されているのかってことだ???」
松井塾長「さんざん。言っているが・・・少子化・少子化・人員削減・人員削減と言っているのに、頭大丈夫かと思ってしまう。」
それでは、現代。
18才人口100万人
大学生になるのが、50万人(上位50%)(まぁ、もはや普通の人)
日東駒専(上位25%)
MARCHや同立関関(今)(上位15%)
早慶や旧帝国大学(生徒数を増やしています。)(上位5%)
東大・京大・医学部1万人(上位1%)
ということなので、エリートの枠組みが2%程度しか無いとしても、まぁ、だいたい、早慶に入っていても安泰じゃないよねということがなぜわからないのか???
ってことです。
まぁ、わかりやすくいうと・・・
松井先生よりも、30年前に関関同立やMARCHに受かった人のほうが頭いいってこと。
じゃあ、所得分布について考えると・・・
昔の20代でMARCHの人は、年収が500万から600万円ぐらいもらえます。
今の20代で、MARCHの人は、年収が250万円ほど貰えればOKということになる。
これぐらい違う。
松井塾長「だから、今の大学生は、大学に行って遊んでいる場合じゃないって言っているわけです。」
松井塾長「昔の大学生は、大学に行って遊んでいたのは、それだけのスペックがあったからだ。つまり、遊んでいても勉強についていけるし、講義内容なんて軽く理解できるぐらいの能力があった。」
松井塾長「また、奨学金なんかも、上位2%ほどの限られた人にしか分配していないので、学費もものすごく安い上に、アルバイトもそれほどしなくていいという状況だったということ。」
松井塾長「まぁ、私学助成金も限られた大学にしか分配しなかったので、非常に良かった。」
松井塾長「今は、何もかも違うってこと。」
松井塾長「というわけなので、大学に入ったら、勉強しまくって体鍛えまくって、即戦力になれるように努力しておかないと・・・」
松井塾長「高卒で、4年間しっかり技術力をつけた人に簡単に負けてしまうということです。(実際、大卒の優位性が若者になるほどゼロになっています。)」
松井塾長「まぁ、東京大学に受かって、勉強大好きすぎる人は、逆に遊ばせるべきだとは思いますが(コミュニケーション能力育成のため)・・・それ以外の大学ならば、ぼーっとしているのなら、大学に行く価値はまったくないってことです。」
というわけで本日の結論
「大学に入ったら、ほっておいても勉強気がついたら勉強。誰に何を言われるでもなく勉強できないならば、行く価値はないし、就職先もない。」
道化師「ちなみに、松井塾長のすごいエピソードを聞かせてください。」
松井塾長「はいはいすごいかどうかはわかりませんが・・・。履修申告が終わったら、もうその教材は全部頭のなかに入っている!!!」
松井くんあるある。
2時に課題が発表されると2時10分に終わり、教授が、教室に戻って、トイレに行こうとしたところで、課題を渡す。
教授「え、もう終わったの???コピペとかしてないよね???」
松井健太「してません。」
課題内容が、毎年同じ教授だと・・・
一回目の授業終了時点で、すでにレポートが全部終わっている。
課題発表から課題提出まで、1秒じゃねぇ、0秒だ!!!という伝説がある。
テストでは、問題配布中に問題を解き終わってミスを指摘したことがある。
配られたら、スタートしてください。スタート。終わったら手を上げてください。
松井先生「挙手!!!」
教授「???」
松井先生「大問10間違ってます。」
松井先生「でも、みんなに言っておくけど、本当にこれぐらい勉強した方がいいよ!!!」
篠崎にある松井塾の塾長が高校生・中学生向けに大学受験・高校受験を突破のために作られたブログになります。基本的には、入試で出された問題をベースにして勉強に親しみやすいものとなっております。ご覧になられた方には、賛否両論あると思われますが、何卒よろしくお願いいたします。
2018年5月11日金曜日
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