さて、本日は、成績が伸びないタイプ・受験に失敗しやすいタイプについてお話していきましょう。
松井先生「一応言っておきますが、ここに出てくるタイプに当てはまった場合、早急に直しておくことをおすすめします。受験で成功しても、どこかのタイミングで必ず失敗する危険性が高いように思われます。」
ケース1:やる前から言い訳が多い。
なになにだからとか。ブツブツ言う癖がある。
成績が伸びるタイプは、いいからやれって言ったらやってこい。と言うと、何も考えずにやりだす。
ケース2:自分に甘い・自分の都合のいいように言葉を解釈する。
最悪です。どの塾に行っても、まずいです。
例えば、息抜きも大切を息抜きしないと合格しないと拡大解釈する。
ケース3:効率の良い学習法を探す。
世の中のほとんどの人が、効率のいい学習法をやっても無意味です。
効率の良い学習法をやれるだけの能力がないから。
一度でた問題は一度で暗記して二度と忘れないようにする。
まぁ、こんなところが、効率の良い勉強方法なんですよ。
平たく言うと、これ聞いて、あ、そうかって思える人が何人いるのかという問題ですね。
普通の人は、これができないので、膨大な反復演習を必要とする。ということになります。
ケース4:人の努力を評価しない
これも多いですね。
勉強して成績を上げたヒトを見ると、あいつは頭がいいから。
はい、最悪です。成績を上げる人は、あいつがあんなにがんばっているんだから、俺ももっとがんばろうです。
学問の世界においては、天才というものは存在しないと思っておいたほうがいいでしょう。
世の中というのは、何かで才能を与えられると何らかの才能を失って生まれてきます。
特に勉強の世界においては、努力の総量こそがモノを言う世界だということです。
ケース5:基本問題ができるという謎の勘違い
どんなに難しい問題であっても、基本問題の組み合わせでしかできていません。
基本問題ができていないから応用問題ができない場合のほうが多い。
ごくまれに、応用問題ができて基本問題ができないという謎な天才はいますが、ほとんどのケースではありません。
例えば、英語がわからないではなくて、英単語ができないか、英語の文法を覚えていないかのどちらか
数学ができないではなくて、基本問題のやりこみが全く足りていない。
国語ができない。かってな解き方をしている。
などがその典型例ですね。
もし、あなたが基本問題が完ぺきにできるなら、開成にいけます。東大に行けます。
ケース6:近道を探す。
学問の世界を諦めたほうがいいかもしれません。
ものすごくいい言葉があります。学問に王道なし。
学問とは、膨大な研究・膨大な努力・膨大な思考によって、積み上げられていくものです。
この圧倒的な努力こそが学問の本質であり、学問の全てです。
近道をした人間がどうなるかは皆さんもテレビ等でよく知っているはずです。
というわけで本日の結論
本当に合格したいならやることはたったひとつシンプルな答えです。
圧倒的な努力と、圧倒的な反復練習、を毎日欠かさず、ひたすらがんばること。