では、子どもにやる気を出させたい場合には、どういうふうに指導していくのがいいのでしょうか?
一応言っておきますが、どんなにすばらしい塾に通っていても、どんなにすばらしい教育をしても本人がどうしようもなく勉強しない場合は、成績は上がりませんよ。
やる気の出し方:みんなもがんばってみよう。
まず、ここで、大事なことが大人ががんばることにあります。ここ非常に重要です。
大人ががんばっているところを見せないと、絶対に子どもががんばるようにはなりません。
というわけなので、先生ががんばるというところからスタートです。
毎日、教える気力のないような先生に指導してもらっても楽しくもなんともないですからね・・・
で、ここで、重要なのは、親もがんばりましょうということです。
小さなことから初められます。
期日までに提出することを忘れないとか、一生懸命料理を作ってみるとか、一生懸命仕事をがんばってみるとか、
ここで、一つ注意事項:
俺は、こんなにがんばっているのにとか言うのは少しまずいかも・・・
なぜなら、がんばるのはアタリマエのことだからですね。
がんばることは偉いことじゃなくてふつうのコト。
そして、もう一つ大事なことは、子どもをしっかりと観察することにあります。
例えば、子どもたちの表情を毎日見ていると、学校でなんかあったなとか、なんか悩んでいるなとか、宿題やってないなとか、宿題適当にやったなとかは、まぁ、だいたい分かる。
これが、わからないという親御さんはかなりまずいかも。
それは、もう少し、子どもの様子をしっかりと観察したほうが良い。
というわけで、本日の結論。
子どもの成績を伸ばす鍵は大きくわけて2つ。
1、自分自身もがんばるということ。
2、子どものことをきちんと理解してあげるということ、話を聞いてあげるということ。