どうもこんばんは、松井塾長の松井です。
さて、本日は、1600年関が原の戦い
1614年大阪冬の陣
1615年大阪夏の陣
で大活躍した真田幸村(さなだゆきむら)の兄である真田信之(さなだのぶゆき)さんの奥さん小松姫からおおくりしていきたいと思います。
松井塾長「まぁ、真田家というと人外の集まりであるが、その中でも、蔭が薄い真田信之さんですが、この人かなりたいがいな人です。」
100名近くで、5000人相手に一日で相手をボッコボッコ。
普段温厚なくせに、戦争になると、先陣をきって相手をボッコボッコ。
病気がキツイ。病気がキツイ。と言っている中、普通の人なら死んでいる、マラリアに感染していても、戦場ではボッコボッコにする。
徳川家康と徳川秀忠と本多忠勝のいる前で、ブチ切れる。
難攻不落の城を800人で落とす。
徳川家康のNo.2の本多忠勝の娘にブチギレ。(この人が奥さんになります。小松殿)
どこでも誰にでも言いたいことははっきり言ってしまう真田信之(さなだのぶゆき)くん。
ところが、なぜか、91歳まで長生きして、幕府からも朝廷からもやめないでくれと言われる。(???)
という人外の人なんだが・・・その妻は、もっと怖い・大和撫子・小松殿。
この小松殿、真田信之くんがいる時といないときで、人間性がガラッと変わる。
真田信之くんがいるときは、ちびまる子ちゃんの玉ちゃんみたいになっています。
ところが・・・・真田信之くんがいないときは、ダースベイダーになります。www
例えば、普段ほとんどの間、真田信之くんがいるときは、この小松姫は、ほとんど真田信之の周りを離れませんが・・・
お食事を作る時間になると・・・
小松姫「食事の準備!!!てめぇらいくぞおらぁーーー。」
小松姫「オラオラオラオラーーー。」
となる。
もちろん台所から戻ってくると・・・
小松姫「信之様お食事ができあがりました。」となる。
もちろん、真田信之くんは、脳筋なので、そんな小松姫の状況は、最後まで全く知らない幸せな男。
出陣の時も・・・
真田信之「大きな戦になるかもしれない。」
小松姫「戦争はこわーーい。」
真田信之「僕も怖いけれど、がんばってくるよ。」
小松姫「か弱い(???)私を一人にしないでね?」
真田信之「わかったよ。」
小松姫「早く帰ってきてね。」
真田信之「うんわかった。別れるのつらいもん。留守中は頼みましたよ」
小松姫「はいわかりました。旦那様」
これが、城内のノロケの会話なのに・・・
戦場では、真田信之「おら、てめぇらいっきに片付けるぞこのやろう。」な夫と・・・
小松姫着替え中・・・
小松姫の格好
長刀(なぎなた)一本 刀2本を腰にさして、30キロほどの甲冑をきて城内をうろついて、夜中は座ったまま眠るという状態。(これが、別に大柄な女性がこれなら誰も怖がらないが、どう見てもか弱そうな女性がこの格好をしているから怖いことこの上ない。)
小松姫「てめぇら、ねずみ一匹城内に侵入させるんじゃねぇぞ。一人でも侵入させたら、ぶっ殺すぞ!!!」
城兵「・・・・・・。はい!!!死んでもとうしません。」
当然、旦那の留守中は、武士たちは稽古するんだが・・・
小松姫「おい、どうした。その程度か、真田の武士は、次。ボコボコ。次。ボコボコ。次。」
弓道では、百発百中。もちろん、台所のお仕事もかかさない。
ある日、真田信之が留守中に真田信之の父が、城内に泊めてくれと言われる。
当然必死に止める門番。
父「なんでだよ。孫の顔ぐらい見せてくれよ。」
門番「ご主人不在につき、小松姫様から誰も入れるなと言われています。」
父「父親だよ?」
門番「ダメです。殺されます。やめてください。」
小松姫「何の騒ぎだ?」(何度もいいますが、か弱い(???)女性です。)
兵士「城門の外で、真田信之のお父さんが孫の顔を見たいとおっしゃっておられます。」
小松姫「帰れといったのか?」
兵士「それがもめております。」
小松姫「行ってくる!!!」
兵士たち「・・・・・・。(怖い)」
小松姫「開門して、話し合いが決裂したら、私もろともで構わん。殺れ!!!」
兵士たち「え???」
小松姫「2度言わすな。開門して、話し合いが決裂したら、私もろともで構わん。殺れ!!!」(もう一度いいますが、か弱いお姫様です。)
兵士たち「承知いたしました!!!」
小松姫「開門!!!」
父「おおーー小松・・・・。!!!」
長刀を、真田信之の父の首のところに持っていって、
小松姫「ご主人様から、誰も城の中に入れるなって言われています。どうしてもはいるというならば今から戦争します。今から、帰るのか、今ここで死ぬのか好きな方を選ぼうか???」(もう一度確認しますが、か弱いお姫様です。)
しかし、この真田の父、武田信玄・上杉謙信・北条氏・徳川氏などなどそうそうたる武将と一線交えてきた猛者・・・
父「か、か、か、帰ります。」
もちろん(?)あっさり帰ります。
ちなみに、この小松姫これと同じようなことを・・・「徳川家康・徳川秀忠・本多忠勝(戦国最強)にして実の父親にも同じようなことをやっていますwww」(何度も何度もいいますが、か弱いお姫様です。)
小松姫「あと、一つだけ言っておくけど、今日のことを旦那様に話すると、わかってるよなぁ?」
父「はい!!!何もいいません。」
そんなことを知らない。真田信之くんは・・・
真田信之「今回は、家を留守にする時間が長くなってしまった。大丈夫かな?うちの嫁さんはか弱いから死んでないかな?大丈夫かな?なぁ?」
兵士たち「・・・・・・・。(しーーーん)」(大丈夫に決まってるだろ!!!)
真田信之「俺も嫁も弱いからなぁ。心配だなぁ?」
兵士たち「・・・・・・・。(何言ってんだこいつ???)」
一方、城内。
兵士「真田信之ご帰宅ーーー。」
小松姫「え、旦那様帰ってきたの?」
小松姫着替え中・・・・・。着物に着替える。
真田信之くん「ただいまーーー。怖くなかった。寂しくなかった???」
小松姫「旦那様がいないから、とっても不安だった。怖かったのーーー。戦争になったらと思うと夜もきちんと眠れなくてぇーーー。でも、お城の兵士さんたちが頼もしく守ってくれたのぉーーー。」
城内兵士「・・・・・。(え?)」
真田信之くん「そっかーーー。」
小松姫「あなたは、大丈夫だったの?」
真田信之くん「うん。大丈夫だよーーー。僕は総大将だからね。あんまり前線にはたたないんだよぉ。だから、危険なことはあまりしないんだよーーー。」
真田兵士「・・・・・。(え?)」
というわけで、小松姫から笑顔で、城門の兵士たちに「てめぇら今日のこと他言するなよ(笑顔)」と、脅された・・・失礼、・・・言われたのは言うまでもない。
ちなみに、この小松姫、江戸城に人質に取られなかった唯一の人です。
え、なんでかって?
本多忠勝「真田信之の妻は人質に取らなくてよろしいのですか?」
徳川家康「えーーー。俺達が死んじゃうよーーー。どうする秀忠?」
徳川秀忠「無理無理。絶対に無理。真田信之に預けとこうよ。なんかあったら、本多忠勝お前がなんとかできるのか?」
本多忠勝「できるわけないだろ!!!実の父でも真田信之の悪口いったら殺そうとするのに・・・。」
徳川家康「じゃあ、なかったことに。」
そんなことを知らない真田信之くんは・・・
真田信之「なんで俺の嫁さんは、人質にならないんだろ???まぁ、いっか。」と言ったとか言わなかったとか・・・。
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