2016年8月14日日曜日

欧州問題の今後

どうもこんばんは、松井塾長の松井です

さて本日は、欧州問題の今後についてお話していきたいと思います。

さて、英国が、EUから離脱したことは記憶にあたらしいところではありますが、これから予想されることを順番に説明していきましょう。

まず、英国がEUから離脱したことによって、金融機関を中心に少なからず影響を及ぼすであろうことはまず間違いないということはいえます。

さて、英国の次に問題になるのが、2つ。

スペインとイタリアこの二か国が問題になります。

特に次の問題としては、イタリアで債権の焦げ付きが発生したり、債務問題が発生したりするのではないかということが問題になってくるでしょう。

その飛び火が、フランス・ドイツに及ぶのかどうかということになります。

フランスとドイツにまで、飛び火がすれば、EUは完全に崩壊ということになります。

さて、EUが崩壊するとどうなるのか?

AIIBという中国の投資銀行ということで、EUと中国の結びつきが大きくなっているので、中国にも飛び火をしてくるだろうということになります。

では、実際に日本は、どのような影響が考えられるのかということになるのですが、日本への影響は限定的とされている論調が多いですが、これは、楽観的すぎるのではないかというのが、私の考えです。

日本への影響として考えられるのは、円高・ユーロ安。

円高・ポンド安。円高・ドル安。

この3つが非常に大きな影響を及ぼします。

当然のことながら、円高に相場がなると、輸出関連企業を多く持つ日本では、当然のことながら、減収減益になります。

これは、実体経済に大きく影響してくるということになるでしょう。

そこで、今回のEU離脱がどれほどの問題になるのかは定かではありませんが、目安としては企業の業績でどういうふうになっていくのかということです。

恐らく、大変なことになるだろうと思われる業界がいかの三つになります。

銀行・保険・総合商社

になると思われます。

特に総合商社が、どれだけの資金をEU関連商品。金属などの商品に資金を投入してしまっているのかということになるでしょう。

あまり、積極的に投資をしてしまっていて、大幅な赤字を計上するということになると、ちょっとやばいかなぁと思っていますが、どうなんでしょうか?

というわけで本日の結論。

EUショックは対岸の火事ではない。ということです。

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