2016年8月10日水曜日

EUのそもそもの目的とは??

どうもこんばんは、松井塾塾長の松井です。

さて、本日は、EUのそもそもの目的とはなんなのかということを中心に見ていきたいと思います。

時は、さかのぼること第一次世界大戦から第二次世界大戦を経て、戦争によってヨーロッパが荒廃してしまう。

というところからスタートします。

戦争が集結してみると、世界には2つの超巨大国家が存在している。

一つが超巨大金融市場をマーケットにもつアメリカ合衆国

もう一つが、共産主義勢力の筆頭であり、計画経済を推し進める。

ソビエト社会主義共和国連邦

ということになります。

さて、このふたつに対してEUはどうか?

土地はボロボロ。

焼け野原状態。

どのようにがんばっても一〇〇%アメリカやソ連に勝てるわけがない。

じゃあ、どうするのか?

弱い国でも集まれば強い国になれる。

という風にしてできたのが、

EUではなくて、

ECSC(欧州石炭共同体)ということになります。

加盟国はこの頃は、ドイツとフランスを中心とした勢力で、石炭を互いに分配融通しあうことでお互いがお互いを助け合っていくことをがんばりましょう。

というふうに発足したのが、ECSC

そこからなんやかんやあって、加盟国が大量に増えていって、今のようなEU(ヨーロッパ連合へとつながっていきましたよ。)ということになります。

というわけで本日の結論

EU(ヨーロッパ連合)とは、ソ連の脅威・アメリカの脅威に対抗するために弱い集団が同盟を結んだような状態のこと。

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