2016年8月26日金曜日

派遣切りとか日雇い問題とかいろいろな話

どうもこんばんは、松井塾長の松井です。

最近、何かと暗いニュースばかりなのですが、派遣切りとかワーキングプアとかそういう問題が世間を賑わせていますよね。

松井塾長「で、ここで、一つ気になるのが、なぜ、あれほどまでにニュースになったり、問題になったり、しているというのが散々取り上げられているにもかかわらず、みんな人事なんだと思う今日このごろです。」

松井塾長「自分の生徒のことをよく言うのはあれですが、すごく優秀だなと思っています。こういった問題が取り上げられると、こうなった場合はどうしたらいいですかという質問をしてくる。」

松井塾長「これ非常に良い質問だと思うんですが、自分もそうなるかもしれないということを、きちんと認識し、それに対しての対応策を考える事ができるということですよね。」

ところが、どういうわけか、これがほとんどの人が他人事なんですよね。

で、いざそういう状況になるとみんな騒ぎ出す。

という現象がなぜかおこってしまう。

ブラック企業なんて言うのもそうですよね。

公務員は安泰だとか、自分の会社は大丈夫だとか?

一つの産業がブラック企業化するということは、その会社が価格競争に晒されているということを意味する。

これは、遅かれ早かれ、自分の職場にも伝染してくるのではないかということを、なぜ、誰も考えないのだろうかということです。

TPPの問題が農業の問題だから自分には関係がないみたいな話ですよね。

いやいや、TPPの問題は、社会保障全体の問題だし、軍事・医療・介護・金融すべての分野に影響があるはずなので、影響のない人など存在しないはずなんですよ。

ところが、どうもみんな他人事。

松井塾長「うーーん。なんでだろうって思いますね。」

松井塾長「例えば、公務員の人件費削減とか言うんじゃなくて、公務員の非正規雇用の給料をあげようとかそういう主張をなぜ誰もしないんだろうと思いますね。」

松井塾長「自分のもらえるものが削減されるときは大反対するが、自分以外の人々が苦しんで自分の利益になることは、賛成する。それで本当に国が良くなるのかとおもいますが・・・」

というわけで本日の結論

「自分にとって利益になるのか損になるのかということだけ考えるのではなくて、社会にとって利益があるのか、また、社会全体には利益があるとしても、生まれた弱者をどうやって保護するのかということを考えるのが、民主主義ではないかと思うのは私だけなのでしょうか???」

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