2016年8月8日月曜日

そもそも量的緩和って何よ???

どうもこんばんは、松井塾塾長の松井です。

さて、本日は、日銀の量的緩和ってなんだよって話をしていきたいと思います。

ものすご~くわかりやすく説明するとこういうことです。

日銀がお金を印刷しまくって、ヘリコプターで金をばらまくということです。

これが、量的緩和です。

松井先生「いやいやそんな政策見たこと無いって言う人いるでしょう?」

ハイその通りです。

こんなことを言う政治家がいたら多くの国民は、この政治家頭おかしいんじゃないのってなりますよね?

だから、もう少し量的緩和っていうのは、複雑な状態になります。


それでは、ご説明しまよう。

松井塾長のよくわからない量的緩和。

これを読んでもよくわからないかもしれないのコーナー

日本政府というのは、赤字国債という政府の借金をしていますね。

銀行というのは、国民から預金を集めてきます。

この預金の運用先をどうするのかということが問題です。

1,企業に貸し付ける

2,国民に貸し付ける

3,赤字国債を買って利ざやを稼ぐ


大きく分けるとこの3つしかありません。

ところが、今の銀行は、主に3番の手法しか使ってきませんでした。

赤字国債の利率が2%

預金の金利が0.001%なので


大体2%ほど儲かるというもの。

この赤字国債を日銀が直接買い付けてしまうというのが、日銀の赤字国債の直接買い付け。

1000兆円ぐらいの預金がある銀行が、全部赤字国債1000兆買ったとします。

ところが、これを日銀が500兆の赤字国債を買ったとする。

そうすると、500兆円の赤字国債を買っていた分を銀行は、他に貸し出さないといけなくなる。

さて、誰に貸し出すのか?

国民か企業のどちらかということになりますよね?

というわけで大量のお金が市場に流れるようになるということになります。

お金を借りやすくなったので、企業も家計もお金を使いやすくなる。

ココのところがなんでって思うかもしれませんが、お金を借りやすくなると、設備投資や人件費などにお金を使いやすくなるということですね。

これが、量的緩和政策の基本。

つまり、不景気の時には、バンバンお金を印刷して市場にバンバン供給しないとダメですよってことですね。

もう、皆さんわかってきましたよね?

ユーロ危機を日本が脱するためには、この量的緩和がどのくらいやるのかということが非常に重要なポイントになります。

さて、日銀の黒田総裁は、どれだけの量的緩和政策をするのでしょうか?

ここが、大事です。

みんなが、大事なことは、黒田総裁の批判じゃなくて、どの点が良くてどの点が悪いのかということを自分の頭で考えて見るということ。

わからないところがあったら、松井先生に質問してみよう。(塾生と保護者に限る)

というわけで本日の結論

黒田総裁がんばってください。

成功したら黒田総裁のおかげ。

失敗したら国民みんなの責任。こう思って応援してあげてください。


このブログで読まれている記事