さて、本日も大学受験合格・死闘800日でおおくりしていきたいと思います。
さて、もう一度前回のおさらいですが、前回のお話の続きをしていきましょう。
生徒のスペックは、高校受験組であるということ。別に、ヤンキーでもないということ。特別な才能があるわけではないということ。しかも、高校2年の進研模試が、ほとんど40ということ。
この状態だとわかりにくいので、わかりやすく表にまとめてみましょう。
模試の種類
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進研模試
(高校2年)
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進研模試
(受験学年)
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河合模試
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駿台模試
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英語
偏差値
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40
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30
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15
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7
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国語
偏差値
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40
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30
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15
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7
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数学
偏差値
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40
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30
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15
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7
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日本史
偏差値
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40
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30
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15
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7
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まず、松井先生。この生徒の相談を受けたときに、きちんと情報の検索を開始します。
松井塾長「google先生で検索しよう。進研模試では、MARCH以上の大学に受かるのには、偏差値的に不向きな要素が多すぎる。駿台模試に換算すると結局、今このまま順調にいった場合、どのくらいの偏差値になるのか?」
松井塾長「なるほど、なるほど。つまり、高校2年から、高校3年になるときに、本当に大学受験する層ばかりになるから、10ほど偏差値が下がる。なるほどなるほど。」(ちなみに、データ揃えるのに5時間ぐらいかかってます。)
松井塾長「じゃあ、一般的に大学受験をする人たちが多く使う河合模試だと、そこから、15ほど引けばいい。なるほどなるほど。」
松井塾長「駿台・ハイレベル模試は、受験生の中でもレベルが高い人たちが受けるので、河合模試から、偏差値を8引けばいい。なるほど・なるほど。」
松井塾長「ようし、できたぞ。つまり、こいつは、すべての教科が偏差値7の状態に今あるということだな。スッキリ。・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
松井塾長「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
松井塾長「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
松井塾長「えーと、日大の経済学部のA判定の基準が、偏差値、53で、法政大学の経済学部のA判定が、58で、立教大学の経済学部のA判定が、60ということになるのか。」
松井塾長「え?これは、いったいどういうことだ?うん?」
松井塾長「つまり、日本大学の経済学部に志望校をしたとしても、1科目あたり43ほど偏差値を上昇させないといけない。」
松井塾長「ということは、仮に3教科に絞ったとしても。合計、偏差値129ポイント引き上げなければならないということなのか???」
松井塾長「これは、ひょっとして無理なんじゃないか???」
解説しよう。そもそも高校2年の進研模試で偏差値40ということは、大学受験をしない人も含めての偏差値で、平均を下回っているということになるので、行く大学(Fランク大学も含めて)ないんじゃないということになるのだ。
松井塾長「うーん進研模試のサイトを見ているが、偏差値40以下の大学ってないよね。(高校3年生マーク模試)」
松井塾長「まいったなぁ、俺も自分で言うのも何だが、たいがいカリスマ講師だと思う。偏差値10や20ひっくり返すのは、あるし、偏差値50ほど引き上げたことは今まで記憶しているが、さすがに、全部合わせて、偏差値129ポイントも引き上げられるものなのか?」
松井塾長「ようし、とりあえず、google先生に相談だ!!!」
という感じで、松井塾の大学受験大逆転物語は、はじまるわけです。
次回「絶望」(真実とは常に残酷なものである。)