2017年2月9日木曜日

項羽と劉邦の話(天才VS馬鹿)の話その12

どうもこんばんは、道化師です。

さて、本日もテーマとしては、項羽と劉邦(こううとりゅうほう)についてお話していきたいと思います。

さてさて、いつものようにいつものように項羽の方から見ていきましょう。

おや、項羽の軍に異変が起きていいますね???

項羽の捕虜「項羽は強いかもしれないが、行軍スピード戦争とむちゃくちゃすぎる。これだと、秦の皇帝の時と変わらないじゃないか?」

項羽の捕虜「おいおい。これって項羽が皇帝になったら今よりも大変なことになるんじゃないのか?」

項羽の捕虜「逃げ出そうぜ。」

項羽「なに、捕虜の中に不穏分子がいるだと、なに処刑してしまえ。オラオラオラ」

道化師「項羽のこの軽率な行動が後に自分自身に全て跳ね返ってくることになるのだが・・・それはまた後の話。」

一方の劉邦はというと・・・・・・

劉邦軍「いや、劉邦様は、下々の民のことまでよく考えておられる。我々が行軍しやすいように無理のないように、それでいて飲み会を開いてくれる。ありがたい。ありがたい。」

というように壮大な勘違いを引き起こす人々によって、劉邦の支持率は急上昇。

はたして、劉邦は、こういうことを全て計算して行動していたのだろうか?それとも、ただ単にさぼりだったのだろうかは、今となっては定かではない。

というわけではあるが、エンが、劉邦の手に落ちたことで、秦の将軍たちには激震が走る。

秦の将軍「何?エンが占領されただと?何日でだ?」

敵軍「3日です」

秦の将軍「何?3日だと。このままでは、3000人しかいない我軍はあっという間に踏み潰されてしまうではないか?」

別の秦の将軍「まずいぞこれは?」

さらに別の秦の将軍「俺たちはいったいどうなってしまうんだ?」

さらにさらに別の秦の将軍「戦うか?いや、戦ったとして勝てるのか?」

というように敵の将軍は、焦りに焦っている状況。

秦の将軍「そうだ、降伏をするにしても有利な条件で降伏をしたい。降伏の準備をしろ」

劉邦到着

秦の将軍「これは、これは劉邦様。」

劉邦「うん?どうかしたの。」

秦の将軍「劉邦様。つきましてはご相談があるのですが・・・」

劉邦「なにかな?」

秦の将軍「劉邦様、もしも劉邦様が、我々のお命を救い、このままの地位を約束されるのであれば、我々は、喜んで劉邦様に従いましょう。(ふふふ、初めに無理な要求をふっかけて、有利な条件で降伏する。半分でも領地が残れば儲けもの。我ながら頭がきれる!!!)」

ケイコ「(バカな、なんて虫のいい要求だ。こんな見え見えの策に引っかかるバカなどいないわ。)」

劉邦「ええよ( ・ิω・ิ)」

秦の将軍「え?今なんと?」

劉邦「ええよ( ・ิω・ิ)」

秦の将軍「よ、よ、よ、よろしいのですか?命は助けてくれると?」

劉邦「ええよ( ・ิω・ิ)」

秦の将軍「領地もそのままでいいと?」

劉邦「ええよ( ・ิω・ิ)」

ケイコ「こんな無視のいい話に乗らないでください。領地もそのまま命も助ける。こいつらは、いざとなったら裏切りますよ。」

劉邦「ケイコくん。まず、相手に誠意を見せて欲しい時は、我々は相手を全力で信用するところから始めないといけないのではないか?彼らは、協力してくれると言っているが、そもそも我々は敵。協力なんてしたくない。そう思うのが普通と違うか?だから、協力してくれなくてもそれでもいい。しかし、考えてほしい。将軍にも命がある。彼の部下にも命がある。彼の民にも命がある。違うかな。」

秦の将軍「ううううう。うおーーーーー」(大感動)

秦の将軍「私は、死ぬまであなたの奉公させていただきます。命を投げ出して戦います。」

ケイコ「・・・・やっぱり寛大なお方で偉大なお方だ。劉邦様は」(大感動)

秦の民「劉邦様ばんざいばんざい。」

という壮大な勘違い君たちのおかげで、劉邦のもとには・・・

秦の将軍「降伏します」

別の将軍「降伏します」

さらに別の将軍「降伏します。」

というように次から次へと降伏する秦の将軍たち。

気がつけばあっという間に、最終決戦の場所。

漢中(かんちゅう)に到着してしまうという状況。

劉邦VS秦の将軍

10万VS5万

戦闘結果:連戦連勝

勝因:劉邦の100%の優しさと劉邦のなんにも考えていな策。

張良「とうとう最終決戦後ですな。」

劉邦「長かったですな。辛く厳しい戦いだったよ。」

はんかい「何が、辛く厳しい戦いだったんだよ。ほとんど二日酔いとの戦いじゃないかよ。www」

ケイコ「劉邦様の寛大なお心遣いがあったればこそ。」

はんかい「何も考えてないだけだろ。」

劉邦「失礼だな。はんかい。俺もちゃんと考えているんだぞ。今日は、麻婆豆腐がいいなとか、エビチリがいいなとか!!!」(ご飯かよ?もう少し考えろよwww)

秦の将軍たち「劉邦様のもと一致団結した結果です。長年劉邦様とお伴させていただいて、我々は嬉しい限りです。」(はい???この人達はバカなのでしょうか???)

道化師:さぁ、なんやかんやありましたが、激闘アンド激闘を繰り広げた、劉邦いよいよついに、「劉邦の奇妙な冒険」第一部が終了しようとしています。

ついに、ついに、ついに我らが主人公劉邦は、剣を抜き戦うのか?

次回:最終決戦:え、これで終わりなの?でお送りします。

ところで、劉邦最終決戦前には???

劉邦「ようし、みんな明日に向けて、宴会だーーー。」

道化師「大丈夫か???」



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