2017年2月1日水曜日

項羽と劉邦の話(天才VS馬鹿)の話その4

どうもこんばんは、道化師です。

本日のテーマはこちら。

項羽と劉邦の話(こううとりゅうほうのはなし):前回のあらすじ

劉邦がどう考えても無理ゲーな任務を任されたのですがそれをどうしようかと思っているところ。

それでは、項羽を見ていきましょう。

項羽の陣営

項羽「この戦いは、非常に大事な初戦となる。皆心してかかるように!!!」

軍隊「おおーーーー。」

項羽「オラオラオラオラオラオラオラーー」

項羽すごい。項羽すごい。項羽、爆速快進撃。

一方の劉邦(りゅうほう)はというと・・・・・・

「とある劉邦の兵隊を借りる話」

「劉邦の無計画な奇妙な冒険」

でお送りします。

敵将「なにぃ。劉邦がきただと。何者だ。今、戦闘中だと聞いたが・・・報告しろ、何人だ?」

敵兵「一人です。劉邦一人です。」

敵将「???ばかな。兵力5000人のところに一人で乗り込んでくるだと。」

敵将「伏兵がいるはずだ。探せ。」

敵兵「見当たりません。」

敵将「何の策だ。こんな策は、教科書にはない。何の策だ。もしや、一人で、この城を制圧するつもりか?」

敵兵「どうされますか???」

敵将「とりあえず、中に入れろ。全兵士に警戒態勢で当たれ。」

敵兵「劉邦様どうぞ中へ。」

劉邦「どうも。」

敵兵「おい、あの劉邦という男を見ろ。これだけの兵隊の中に一人で、鎧もカブトもつけてないぞ。」(買えませんでした)

敵兵「しかも、この状況であの落ち着きよう。大物だ。」(自分の状況をわかっていません。)

敵将「城の中に入る前に、武器を取り上げろ。そして、風呂に入ってもらってボディチェックだ。まぁ、こんな策に引っかかるバカはいないだろうが・・・」

敵兵「城の中に入る前には、武器をこちらで預からさせていただく決まりになっております。」

劉邦「あ、そうなの。はい。」

敵兵「え?」 劉邦「え?」

敵将「バカな。預けただと・・・武器を隠し持っているはずだ。風呂に入れると言って調べろ。」

敵兵「お風呂どうぞ。」

劉邦「え、あざーす。」

敵兵「え?」 劉邦「え?」

敵将「何も持っていないのか?

敵兵「えー何も持っていません。」

敵将「我々ごとき、素手で十分というわけか。おもしろい会談だ。場合によってはその場で切る。」

敵将「これは、これは、劉邦殿。お一人で何用ですかな?」

劉邦「大変、申し上げにくいのですが・・・」

敵将「(降伏勧告か?)(それとも・・・)」

劉邦「兵隊を貸していただけないでしょうか?( ・ิω・ิ)」(土下座)

敵将幹部「・・・・・・・・・・。???????????えーーーーー???」

敵将「劉邦・・・・おまえは何を言っているんだ???」

劉邦「兵隊をかしてほしいんですお!!!( ・ิω・ิ)/

敵将「な・な・何のために。」

劉邦「秦を倒して、民衆が安心して平和に暮らせる社会を実現するためですお( ・ิω・ิ)

敵将「一人でここにきたのか?」

劉邦「そうですお( ・ิω・ิ)

敵将「武器も持たずに??」

劉邦「そうですお( ・ิω・ิ)

敵将「バカなの???」

劉邦「賢くはないですお( ・ิω・ิ)農民出身ですお( ・ิω・ิ)

敵将「何を考えている!!!」

劉邦「秦を倒して民衆が平和に暮らせるためです。皆さんの親は殺された。兄弟も殺された。友達を失った人もいる。農地は荒れ果てて、戦争も続く。反乱は収まらない。これをなんとかしたい。それだけだ。しかし、この劉邦には学がない。兵法も知らない。強くもない。度胸もない。そして、何より力がない。ゆえに、この劉邦に力を貸していただきたい。」

敵将「そういうことか。(この男、只者ではない。つまり、この程度の兵力この男にかかればあっという間に落とせる。しかし、降伏勧告をすれば、私のメンツは丸つぶれ。私のことを思い、この劉邦という将軍。あえて、頭を下げることで、私の敗北にならないようにしてくれているのか?なんと度胸の大きい。そして、なんと温かい人なんだ。そして、なんと器量の大きい人なのか?度胸もない男が、たった一人で敵の城に乗り込めるのか?私の完全なる負けだ。)」

注意事項:完全な誤解です。

敵将一同「劉邦将軍。我々は全てをあなたに捧げます。この世界に平和と安定を!!!」(土下座)

劉邦「(え、なんで???)」

劉邦、初戦の勝負

劉邦1名VS敵兵5000人

勝者:劉邦 劉邦軍が8000人に増える。

決まりて:思いつきの行動と気合の入った演説。

ところで、その頃、残された劉邦の軍はというと・・・

はんかい(世界最強のお肉屋さん。劉邦の友達。)「おい、劉邦・おい、劉邦。どこにいった。おい、劉邦。うん?手紙?」

手紙の内容「はんかいへ  兵隊を借りてきます。BY 劉邦」

はんかい「だ、そうです。」

劉邦軍「えーーーーー。」

世間の新聞「項羽軍撃破、快進撃。」となるところだが、

世間の新聞「劉邦・あっぱれ。敵将のもとに武器を持たずに一人で行き、たった一人で無条件降伏させる。」

民衆「やっぱすげぇ劉邦すげぇ。」

民衆「やるな劉邦。」

商人「これは、劉邦を応援するしかない。」

王様「劉邦ならなんとかしてくれる。劉邦なら。」

続く・・・。

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