2017年2月4日土曜日

項羽と劉邦の話(天才VS馬鹿)の話その7

どうもこんばんは、道化師です。

さて、本日も項羽と劉邦(こううとりゅうほう)の話からお話していきましょう。

それでは、いつものように、項羽の陣営から見ていきましょう。

敵軍「項羽は山を降りたばかり、今なら弱っている。全軍かかれーーー。」

項羽「ふふふふふ。なめるなよ。迎え撃て。」

項羽軍「おーーー。貴様らの攻撃など無駄無駄無駄無駄。」

一方の劉邦軍はというと・・・・・・・

劉邦「しかし、やばいなーーー。どうしよう。兵糧が足りない。うーんこまったなぁ。そして何より頭が痛い(二日酔い)」

ガガガがガガガーーーーー。

はんかい「うん?なんだなんだ?」

運送屋さん「どうもこんばんは、戦国運輸です。劉邦様にお届け物があります。劉邦様はんこかサインいただけますか?」

劉邦「え、なにこれ?」

運送屋さん「劉邦様支援物資です。」

劉邦「えーーー。」

お米(劉邦の地区農民一同) お酒(劉邦のよく通っていた酒屋より) 馬(隣の地区の商人一同) 武器(町内会一同) お菓子(子どもたちからの応援物質)

ケイコ「これは、いったいどういうことだ?」

はんかい「なぁ、だから言ったろ。劉邦にはどういうわけだか知らんが必要なときに必要な人材と必要な物資が手に入る。」

張良(ちょうりょう)「運も実力の内ってやつですね。」

劉邦「あーこいつ昔遊んでたやつ。あーこいつ、子供のころ警察の仕事サボって凧あげしたやつ。あーこいつ飲み屋のおネェチャン。あーこいつ、駄菓子屋のおばちゃん。あーこいつ、昔の先輩。あー・・・」

張良「顔広い。」

はんかい「あいつは、地域はおろか、隣の地域の人間に至るまでやたら知ってるからな。警察官時代まじめにさぼってたからなぁ。」

劉邦は、ただ遊んでいたわけではなく、問題を起こしそうな人物の特定、犯罪者の取り締まりをするために、サボりながら情報収集をするという男。(つまり、ある意味ではものすごく仕事ができる!!!)

劉邦「よし。」

ケイコ「ついに。戦争ですね。」

劉邦「これは、今日は、宴会をするしかない!!!」

ケイコ・張良・はんかい「ズコッ」「なんでやねん!!!」

「しかもさっきまで二日酔いでしんどいっていってだでしょ。」

劉邦「それは、それ。これは、これ。」

劉邦の最大の弱点にして最強の長所になるのがこの宴会。

果てさて、物語にどう影響するのだろうか???

一人の暗殺者が忍び寄る。

ゴルゴ13「劉邦はどいつだ。」

劉邦「あ、俺だよ。」

ゴルゴ13「何!!!俺に気が付かれないで、背後に回るとはこの男只者ではない。」(すでに酔っ払っているだけ。)

劉邦「さぁ、こっちで飲もう飲もう。」

ゴルゴ13「いや、あのーー。」

劉邦「乾杯」(無理やりはじめる宴会)

ゴルゴ13「かんぱいー」

ゴルゴ13「いやー実は、私妻がいましてね。病気でして、まぁ、ちょっとわけありな仕事してるんですよ。」

劉邦「うん。うん。なるほどーーー。」

翌日

ゴルゴ13「しまった暗殺者としたことが・・・完全に熟睡してしまった。」

劉邦軍「劉邦様がお呼びです。」

ゴルゴ13「ばれたか。もはやこれまでか・・・」

劉邦「昨日確か、妻が病気とかなんとか言ってたよね。これね。おみやげね。医療費」

ゴルゴ13「!!!!!。」

ゴルゴ13「いや、これは持って帰るわけには・・・」

劉邦「なんで?」

ゴルゴ13「私暗殺者なんです。」

はんかい・張良「!!!」

劉邦「え、それで?」

一同「!!!」

ゴルゴ13「いやあのーだからその生命を狙っていたわけでして・・・」

劉邦「誰を?」

ゴルゴ13「・・・・。」(劉邦を指差す)

劉邦「あ、俺???」「だから???」

ゴルゴ13「だから受け取るのは忍びない・・・」

劉邦「それ関係なくね?」(意味不明)

ゴルゴ13「ありがとうございます。この御恩忘れません。」

劉邦「バイバイーー。」

1時間後

劉邦「・・・・・・・・・・・。!あ、俺よく考えてたら殺されてたね。www」

一同「え、今頃???」

というわけで、暗殺者の手を逃れた、劉邦一行は、当然のごとく進軍を開始・・・。

劉邦「ごめん、今日は二日酔いで頭がいたいので明日からーーー。」

敵軍「全然、劉邦動かないですね。」

敵将「何か策があるのでは???」

敵将「所詮農民兵でしょ。孫子の兵法もまともに学んでいまい。一瞬で蹴散らしてやりますよ。」(という死亡フラグ)

というわけで本日の戦闘結果

劉邦VS殺し屋

勝者:劉邦

勝因:宴会で仲良くなる。

次回:劉邦道に迷う。





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