どうも、こんばんは、松井塾長の松井です。
さて、本日は、少し大学受験の問題の問題についてお話させていただきます。
実は、大学受験にはかなり問題があります。
それは・・・
松井塾長「大学受験の問題に出されている問題が、そもそも間違っているので、問題が解けないという問題。」
・・・・・・・・・。
何言ってんだ、こいつということになりますよね?
何言ってんだ、こいつってなりますよね?
つまり、「大学受験に出される問題に不備が多すぎるということです。」
松井塾長「おそらく、これは、3年以内に大問題になります。」
しかも、厄介なことに、大学受験では異議申し立てができないということにあります。
例えば、大学受験の入試問題は、文部科学省が定める範囲でしか問題を作ることはできません。
文部科学省の出題範囲を超えて出す場合には、注釈をつけて、このように解きますというようなことを書かなければいけないのですが、それがない場合は、その問題は無効になります。
つまり、高校生が、どの学校に通っていたとしても、教科書に書いている内容はとりあえずのところは正解という厳然たるルールが有ります。
ところが、・・・・
その教科書をきっちり勉強すると・・・・
問題が解けなくなる。
例えば、このような問題。
一見すると正しいように見えるが、完全に間違い。
三代将軍足利義満は、日明貿易を行ったという風に中学生では習うのですが、実際にはもっと複雑。
日明貿易は、1401年に明の国に対して、貿易をしましょうという外交官を派遣するのですが、実際に、勘合貿易が開始されるのは、1404年ということになるが、しかし、ここで問題がある。
1401年にしろ、1404年にしろ、足利義満は、征夷大将軍ではないのだ!!!
1394年に足利義満は、征夷大将軍を子どもの足利義持に譲り、太政大臣になっている。
そう、頭のいい人ならもうおわかりだと思うが、この問題は、日本語を少し変えると、不正解になる。
正確な日本語をするならば・・・
足利義満が中心になって、日明貿易のための使者を明に送り、勘合貿易を行った。その時の将軍は、足利義持である。
となるが・・・
日明貿易を行った時の将軍は誰か?
答え:足利義満
アホか???
こんな問題が、実は、山程あります。
数学では、実数なのか虚数なのかがわからない。
カッコ1の条件が果たして、カッコ2にも適用されるのかどうかで答えが変わる。
どうやっても問題が解けない問題。
国語であれば、範囲外からの漢字の出題。
どこにも根拠の無い国語の答え
英語であれば、1970年15%だった。そこから20年後、10%上昇した。
さて、1995年の%は何%か?
10%。(算数からやり直せ)
みたいな問題が大量に出てくる。
化学では複数のベンゼン系が答えになる。
物理では、条件が不明なため答えが出ない。
歴史では、年表に誤りがあるため答えられない。
ということになっています。
松井塾長「つまり、ここまで読んでいただいて、わかっただろうか?つまり、我々は、問題製作者側が問題を作り間違えている危険性を考慮に入れて問題を解かなければならないということになるのだ。」
統計上は、(松井先生推計)MARCHと早慶では常に、一年度一学部に対して一問以上の問題に不備があるケースが有る。
つまり、もしも、勉強をがっちりやって、この問題答えなくない?
ってなったら、それは君が正解だということだ!!!
というわけで本日の結論
大学受験では、常に問題作成ミスが1問以上存在しているものと考えて問題を解くべし!!!
篠崎にある松井塾の塾長が高校生・中学生向けに大学受験・高校受験を突破のために作られたブログになります。基本的には、入試で出された問題をベースにして勉強に親しみやすいものとなっております。ご覧になられた方には、賛否両論あると思われますが、何卒よろしくお願いいたします。
2017年2月19日日曜日
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