2017年2月11日土曜日

項羽と劉邦の話(天才VS馬鹿)の話その13

どうも、こんばんは、道化師です。

さて、本日も項羽と劉邦(こううとりゅうほう)というテーマでお送りしていきます。

それでは、いつものように項羽のお話から見ていきたいと思います。

おやおや、どうも項羽の陣営が不穏な動きを見せ始めますよ。

敵将「項羽様、降伏します。」

項羽「早急に降伏するものなど信用できるか。」

敵将「項羽には降伏できない。降伏すれば皆殺しにされてしまう。」

というわけで、項羽と戦う武将たちは、次から次へと徹底抗戦へと突入していくわけですが・・・

一方の劉邦はというと・・・・

さぁ、ついについについについに、最終決戦の場所へとやって来ました。今日こそ、今日こそ、今日こそ、劉邦は戦いに挑むのでしょうか?

劉邦「みんな苦しい中私についてきてくれた。」(いつ?)

劉邦「辛く長く苦しい戦いもようやくこれで最後だ。ともに戦ってきてくれたみんな礼をいうぞ!!!」(いつ?)

張良「漢中の城は、強固な城です。そう簡単に倒すことはできません。各自伝令したとおりに、持ち場について、全力でがんばってください。」

はんかい「おう。任せとけ。」

ケイコ「承知した。」

元秦の将軍達「今こそ、劉邦軍の力を見せつけるとき」(いつからよ???)

ぎーーー

劉邦「門が開くぞーーー。全員戦闘準備!!!」(お、ついに戦闘開始か???)

秦の3代目皇帝(責任をとるためだけに生まれてきた人。ちなみにこの人は何も悪いことをしていません。)「降伏いたします。自決いたします。こちらは、皇帝の証である。玉璽になります。どうか、民だけは民だけはお救いください。」(土下座)

民衆「何が降伏だ。散々民衆をいじめやがって。ふざけるな!!!いいかげんにしろ!!!」

民衆「ブーブーブーブー」

劉邦「・・・・・・・・・・・・。」

秦の3代目皇帝「・・・・・・・・・・・・・。」

劉邦「あ・あ・頭をおあげください。皇帝陛下、あなたのお気持ちはよくわかりました。私は、あなたを殺すことはいたしません。民に関しても手を出さないということをお約束いたします。ですから、どうか頭をおあげください。」

秦の3代目皇帝「・・・・・・・・。」

劉邦「どうか・・・・・。」

秦の3代目皇帝「・・・・。ありがとうございます。・・・・。」

ケイコ「寛大なおかただ。」

張良「偉大なるお方だ。」

はんかい「やっぱりやるときはやる男だ。」

元秦の将軍「太陽のようなお方だ。」

秦の民衆「とてもあたたかいおかただ。」

劉邦軍「本当に一緒に来てよかった。」

道化師「という感じでという状況で、というなんとも奇妙な劉邦の冒険は、終わります。これで、劉邦が皇帝になってめでたしめでたしとなっていれば、この話は、ここで終わるのだが・・・。そうは、歴史は許さなかった。」

次回:劉邦の奇妙な冒険(第2章)

劉邦は負け続ける男。逃げまくる男。かっこわるいかっこいい男。最後に勝つのは劉邦か項羽か?

でお送りしていきます。

道化師「で、劉邦が、本当にすごいのは実はこれから。こうご期待。」







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