どうもこんばんは、道化師です。
さて、本日は、日本史のお話で、日本がいかにして、領事裁判権の撤廃と関税自主権の回復を行うことができたかということからお話をしていきます。
日本の外交を見ていく上において、重要な人物を順番にピックアップ。
岩倉具視(いわくらともみ) 寺島宗則(てらしまむねのり) 井上馨(いのうえかおる) 大隈重信(おおくましげのぶ) 青木周蔵(あおきしゅうぞう) 陸奥宗光(むつむねみつ) 小村寿太郎(こむらじゅたろう)
という順番になります。
岩倉具視はまず関税自主権の回復お願いします。領事裁判権の撤廃お願いしますっていいます。
ところが、外国は、「お前の国に法律とかあんの???」
で終わり。
次に寺島宗則
寺島宗則「関税自主権の回復なくして経済成長なし!!関税自主権の回復がなければ、経済はいずれ立ちいかなくなる。交渉開始!!!」
アメリカ「いいよ。」
英国「駄目だ」ドイツ「駄目だ」
失敗
井上馨「外国大好き、井上馨と覚えよう」
井上馨「やはり、関税自主権の回復が大事。何としても関税自主権の回復が大事。」
ある事件が起こる。そうここで、ノルマントン号事件が起こる。
ノルマントン号事件の結果。
日本では、「日本人が皆殺しにされた。外国けしからん。領事裁判権の即時撤廃をということになる。」
ここで、井上馨が、「関税自主権の回復が先」なんて言おうものなら。
「お前らは、人間の命よりも、金のほうが大事なのかということになる。」
そこで、井上馨は、「やむなく、領事裁判権の撤廃を求めて交渉に当たる。」
そこで、井上馨が行った政策は、欧化政策。日本をヨーロッパ化して、台頭な扱いを受けようとする。
井上馨「外国人を裁判所の判事に任用する。」
日本の裁判を外国人が裁く。
もう一度いいますよ。
日本の裁判を外国人が裁く。
もう一度いいますよ。
日本の裁判を外国人が裁く。
ノルマントン号事件が起こった後に、こんなことが許されワケがないだろうということで、
日本では、「井上馨国賊!!!の嵐になる。」
というわけで、次に出てきた人がご存知
早稲田大学を受ける人は、ぜひ知っておこう。
大隈重信大先生だ。
もちろん大隈重信先生は空気を読めますよね?
大隈重信「もちろん。私の目玉政策はこちら。最高裁判所の判事を外国人にする。」
もう一度いいますよ。
日本の最高裁判所の判事を外国人にするんですよ。
もう一度いいますよ。
日本の最高裁判所の判事を外国人にするんですよ。
さっきの話聞いてましたかーーーー。
というわけで、実際に、大隈重信は、襲撃までされてしまいます。
次に出てくる人が、歴史に名を刻めなかった男
青木周蔵(あおきしゅうぞう)
青木周蔵は、根回しの達人。
ロシアに行っては、ごますり。
イギリスに行っては、こますり。
ドイツに行っては、ごますり。
さぁ、条約改正というところで事件発生。
大津事件:1891年にロシア人皇太子が警察官に切りつけられるという前代未聞の事件が発生。
たぶん青木周蔵この時あと少しだったので、気持ち的には、
「ああああーーーーーこの外交交渉がうまくいけば、あああああーーー」みたいなどっかの市議会議員のような気持ちだったかもしれないが、青木周蔵潔く辞任します。
こうして、陸奥宗光・小村寿太郎へとうつっていくことになります。
というわけで、本日の結論。
独立国家として日本ができるまでには、
日本の外交の血の滲むような努力があったればこそ。
しっかり覚えよう!!
篠崎にある松井塾の塾長が高校生・中学生向けに大学受験・高校受験を突破のために作られたブログになります。基本的には、入試で出された問題をベースにして勉強に親しみやすいものとなっております。ご覧になられた方には、賛否両論あると思われますが、何卒よろしくお願いいたします。
最新の投稿記事
このブログで読まれている記事
-
松井塾の松井です。 松井塾長「まず、初めに、松井塾にお通いの小学生及び中学生及び高校生・保護者の皆様。そして、長らく応援していただいています。”松井健太”の関係者の皆様。熱く(漢字の間違いではありません。)御礼申し上げます。」 道化師「・・・・・でたよ。松井塾名物が...
-
どうもこんにちは、松井塾長の松井です。 国立 東京工業大学附属科学技術高等学校(偏差値72) 高校偏差値 参照データ 道化師「・・・・はい。いつものようにいつものように。あれです。無理ゲーを通してみたのコーナーです。」 道化師「はい。それでは松井塾長い...
-
どうもこんばんは、松井塾の松井です。 松井塾長「誤解のないようにお伝えしておきますが、松井塾は、夏の花火大会を禁止していません!!!夏の花火大会に行きたい人は、塾を休んで、夏の花火大会にいきましょう!!!」 さて、本日のテーマですが、松井先生の江戸川区の花火大会について、...
-
どうもこんばんは、松井塾長の松井です。 さて、本日のテーマは、「安全保障のジレンマ」でお送りしていきます。 安全保障のジレンマとは:自国に対する脅威を排除しようとして、安全保障を強化すると、さらに自国に対する脅威が増大してしまうということ。 で、ここからが、第一次世界...
-
どうもこんばんは、道化師です。 さて、本日のテーマはこちら。 オーバーエデュケーション問題についてということになります。 道化師「さて、この問題は、教育問題では、絶対に登場しない問題です。特に教育関係者は、絶対に認めたくない問題の一つということになります。」 道化...
-
どうもこんばんは、松井塾長の松井です。 さて、本日も「死闘800日、偏差値240上げて立教大学合格!!!」でお送りしていきます。 前回までのあらすじ 松井塾長が、大学受験で1教科偏差値50以上上げて、3教科で150上げなければならないという壁にぶち当たり、松井塾長自身...
-
どうもこんばんは。松井塾の松井です。 さて、本日も、松井塾の合格速報のお時間になります。 道化師「はい。いつものように来たよ。今度は、特待合格だ!!!(入学金免除)」 松井塾長「松井塾では、合格速報を生徒の状態がどういう状況だったのか?どういうふうにがんばった...