2016年10月18日火曜日

日本が不平等条約を改正するまでの長い戦い!!

どうもこんばんは、道化師です。

さて、本日は、日本史のお話で、日本がいかにして、領事裁判権の撤廃と関税自主権の回復を行うことができたかということからお話をしていきます。

日本の外交を見ていく上において、重要な人物を順番にピックアップ。

岩倉具視(いわくらともみ) 寺島宗則(てらしまむねのり) 井上馨(いのうえかおる) 大隈重信(おおくましげのぶ) 青木周蔵(あおきしゅうぞう) 陸奥宗光(むつむねみつ) 小村寿太郎(こむらじゅたろう)

という順番になります。

岩倉具視はまず関税自主権の回復お願いします。領事裁判権の撤廃お願いしますっていいます。

ところが、外国は、「お前の国に法律とかあんの???」

で終わり。

次に寺島宗則

寺島宗則「関税自主権の回復なくして経済成長なし!!関税自主権の回復がなければ、経済はいずれ立ちいかなくなる。交渉開始!!!」

アメリカ「いいよ。」

英国「駄目だ」ドイツ「駄目だ」

失敗

井上馨「外国大好き、井上馨と覚えよう」

井上馨「やはり、関税自主権の回復が大事。何としても関税自主権の回復が大事。」

ある事件が起こる。そうここで、ノルマントン号事件が起こる。

ノルマントン号事件の結果。

日本では、「日本人が皆殺しにされた。外国けしからん。領事裁判権の即時撤廃をということになる。」

ここで、井上馨が、「関税自主権の回復が先」なんて言おうものなら。

「お前らは、人間の命よりも、金のほうが大事なのかということになる。」

そこで、井上馨は、「やむなく、領事裁判権の撤廃を求めて交渉に当たる。」

そこで、井上馨が行った政策は、欧化政策。日本をヨーロッパ化して、台頭な扱いを受けようとする。

井上馨「外国人を裁判所の判事に任用する。

日本の裁判を外国人が裁く。

もう一度いいますよ。

日本の裁判を外国人が裁く。

もう一度いいますよ。

日本の裁判を外国人が裁く。

ノルマントン号事件が起こった後に、こんなことが許されワケがないだろうということで、

日本では、「井上馨国賊!!!の嵐になる。」

というわけで、次に出てきた人がご存知

早稲田大学を受ける人は、ぜひ知っておこう。

大隈重信大先生だ。

もちろん大隈重信先生は空気を読めますよね?

大隈重信「もちろん。私の目玉政策はこちら。最高裁判所の判事を外国人にする。」

もう一度いいますよ。

日本の最高裁判所の判事を外国人にするんですよ。

もう一度いいますよ。

日本の最高裁判所の判事を外国人にするんですよ。

さっきの話聞いてましたかーーーー。

というわけで、実際に、大隈重信は、襲撃までされてしまいます。

次に出てくる人が、歴史に名を刻めなかった男

青木周蔵(あおきしゅうぞう)

青木周蔵は、根回しの達人。

ロシアに行っては、ごますり。

イギリスに行っては、こますり。

ドイツに行っては、ごますり。

さぁ、条約改正というところで事件発生。

大津事件:1891年にロシア人皇太子が警察官に切りつけられるという前代未聞の事件が発生。

たぶん青木周蔵この時あと少しだったので、気持ち的には、

「ああああーーーーーこの外交交渉がうまくいけば、あああああーーー」みたいなどっかの市議会議員のような気持ちだったかもしれないが、青木周蔵潔く辞任します。

こうして、陸奥宗光・小村寿太郎へとうつっていくことになります。

というわけで、本日の結論。

独立国家として日本ができるまでには、

日本の外交の血の滲むような努力があったればこそ。

しっかり覚えよう!!

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