2016年10月20日木曜日

第一次世界大戦後の世界

どうもこんばんは、道化師です。

さて、本日のテーマがこちら。

第一次世界大戦後の世界ということになります。

テーマは、アメリカVS日本

アメリカの日本封鎖政策ということになります。

アメリカは、日本が力をつけてきていることが気に入らない。

なぜなら、アメリカの目標は、中国の利権の獲得。

となると、太平洋上に浮かぶ日本が邪魔である。

また、日本も同じ状況になる。

太平洋の利権を獲得したいが、そこにはアメリカ合衆国がいる。

ところが今戦っても勝ち目はない。

さて、そこで、外交の駆け引きが始まることになる。

①ワシントン会議

1921年アメリカ大統領ハーディングの呼びかけにより召集。

ワシントン会議を開催する。

目的:日本とアメリカの軍事力競争に一定の歯止めをかけること。

日本全件代表:加藤友三郎

加藤友三郎ですが、このワシントン会議でほとんど負けに近い交渉をさせられることになります。

1921年 会議の決定事項

1,日英同盟の破棄

2,4カ国条約の締結(太平洋方面における現状維持を確認。)

まぁ、要するにこういうことである、日本は、英国という後ろ盾を失う。

4カ国の合意のもとで、日本は、太平洋地域に進出してくるなということ。

翌年の1922年 会議の内容

1,9カ国条約の締結

中国の領土・主権の尊重で、合意しました。

なんで??

アメリカは、中国を植民地にしたい。

中国を植民地にしたいということをそのまま言えば角が立つ。

そこで、絶妙の言い回しをする。

「中国の主権をアメリカ合衆国は尊重する!!!」

まぁ、国際会議なんて言うのは、本音と建前の嵐なので、こんなことは日常茶飯事。

というわけで、本日の結論。

ワシントン会議の内容は、日本はこれ以上植民地増やすな。

アメリカは、中国を植民地にしたい。

だから、中国の領土・主権を尊重しよう!!!

道化師「世の中の外交交渉というのは、ほとんどこんな感じです。ジャイアンと同じって考えるとわかりやすいのではないでしょうか?」

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