2016年10月24日月曜日

豊臣秀吉の経済政策

どうもこんばんは、道化師です。

さて本日は、豊臣秀吉の政策について考えていきましょう。

ズバリ、豊臣秀吉の政策

太閤検地についてです。

太閤検地についてなんですが、そもそも検地って何かって話なんですよ。

で、皆さんもここで覚えておいて欲しいのですが、世の中を安定的に運営していきたいかということを考えた場合にどうすればいいのかということを考えましょう。

誰が・どこに住んでいて・どのくらい稼いでいるかがわかる。

もう一度いいますよ。

誰が・どこに住んでいて・どのくらい稼いでいるかがわかる。

これが大事になっていきます。

これがわからない社会はものすごく不安定です。

で、太閤検地って何かをお話する前に、指出検地を覚えてください。

指出検地っていうのは、土地を実質的に支配している人間に、データを提出させるというもの。

つまり、大名が実際に調べて、調査するということではなくて、

土地を支配している人に、どのくらいの収入がでていますよということを自己申告で行わせるもの。

これは、どうなるか?

まぁ、実際脱税のオンパレードになるわけですよ。

もう一度いいますよ。

脱税のオンパレードになるわけです。

さて、それを解決したのが、太閤検地。

豊臣秀吉が家臣に命令して、全部測量する。

そして、上田・中田・下田・下下田のようにランクをわけて税金の種類を変えてします。

こうすることによって、正確な税金の把握ができるということですね。

で、ここで一つ大きな転換点を迎えます。

誰が納税するのか?

今までは、荘園を持っている人でしたが、ここに土地を実際に耕作する人の名前が記入されます。

この人が、納税義務者です。

荘園がなくなって、新しく農民に土地が分配される。

これが、太閤検地

じゃあ、今まで土地を持っていて優雅に暮らしていた人はどうなったかって?

当然没落していくことになる。

というわけで、本日の結論。

太閤検地のおかげで、きちんとした税金システムが完成する。

よかったね。

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