2017年4月29日土曜日

AIで自動化されると人は働かなくて良くなる???

どうもこんばんは、松井塾長の松井です。

さて、本日のテーマはこちら。

「AIで自動化されると人は働かなくて良くなる???」

というテーマでお送りしていきます。

松井塾長「私は、いつも最悪の事態を想定して授業をするというのをモットーにしています。自分の生徒たちがどんな状況・どんな局面になっても大丈夫なように。」

それでは、皆さん頭の体操をしていきましょう?

松井塾長「私はならないと思っています。理由は、歴史を学べばわかると思います。そして、今の政治経済を見ればわかると思います。」

松井塾長「世の中で、初めに産業革命が起こったのは、英国でしたが、英国の産業革命が起こって、人々は、何倍もの食料を生産できるようになりましたが、その食料を分け与えたという歴史はありますか?」

松井塾長「英国は、それから大航海時代へと突入して、次から次へと植民地を増やして、富を増やしていきましたが、その富を、働けない人に配ったという例がありますか?」

松井塾長「英国だけが冷酷な国なのだとすると、他の国は、そうしなかったんですか?」

松井塾長「そう。あれだけ大英帝国が巨大な富を築き上げて、奴隷まで使って生産していたのに、国内では失業者を抱え、飢え死にするものがいたということ。」

松井塾長「もうわかったよね。自動化されることと仕事をしなくても食べていけるということは、関係がないんだよ。本当は、セーフティネットや様々な規制の改革をして、いろんな社会のシステムの変更をするべきだと思うが、実際にはまだまだそうはなっていない。」

したがって、AIで自動化されるので人は働かなくて豊かな生活ができるというのは少し違います。

AIで自動化されるので便利になりますが、能力(筋力・努力・発想力・学力・もろもろ)の普通な人々が、不幸になっていくということでもある。

松井塾長「ということは、ここで、我々は2つのことを常に考えておくことが必要。一つ目は、AIや機械に対する知識をしっかりと勉強しておくこと。プログラミングとかよくわからないしとか言ってる場合ではない。それは、今を生きる人々全員の問題です。もう一つは、AIや機械に代替されにくいこととは何かということです。それを常に考えていきましょう。」

というわけで、本日の結論

AIによる自動化=人々が働かなくても良い社会ではない!!!


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