2016年6月22日水曜日

戦争中の問題(政府・陸軍・海軍)その3

どうもこんばんは、道化師です。

さて、本日のテーマは、戦争はなぜ負けたのか?

現場に対する無茶振りしすぎからおおくりしていきたいと思います。

さて、これは、あまり知られていないことかもしれませんが、そもそもなぜ、日本が、アメリカに負けたのかということについてお話していきましょう。

日本が、アメリカに負けた理由は、ズバリ

「マネージメント能力の問題があったから。現場の力に頼りすぎた。」ということにあると言われています。

例えば、上がめちゃくちゃな命令を出す。

それを現場の力(鬼神のような働きを発揮してなんとかしようとする。そのため、上層部は、ますます、現場の力を過信する。さらに、むちゃくちゃな命令を飛ばす。)がなんとかし続けます。これが第一段階。

ところがあるところで、現場の力が限界に到達します。

そうすると、現場が働かなくなってきます。

現場の暴走

現場の暴走を、上層部が重く見れば、それで話が済むのですが、それを上層部が軽視します。

組織崩壊へとつながっていくこういう流れなんですね。

で、日本軍が、敗北した歴史を紐解いていくと、何がわかるのかということになるのですが、初めの戦略がすでに間違っているということになります。

初めの戦略がすでに間違っていると、どんな政策をしても、現場がどんなに挽回しようとしてももはや無理ということですね。

では、実際にどんなことが旧陸海軍におこっていたかというと

陸軍は、ロシアの方面への進出からの訂正をして、中国大陸への進出を要求

海軍は、インドネシアなどの南方の海洋資源獲得に動く。

これって、どういう状況かって話なんですが、日本の中で、どことそもそも戦争するのかが決まっていないという状況です。

これ何回やっても負けます。

さらに、実際に戦争が始まった時も、いきあたりばったりな戦略を駆使するので、最終的に戦争が集結するまでの間、どうやって戦争をするのか、そして、どうやって戦争を終わらせるのかということを何も考えることなく初めて、何も考えないで終わらせる

という前代未聞の状況だったのが、太平洋戦争だと言っていいでしょう。

道化師「この手の問題の出され方は、入試問題で出されるとするならば、マーケティングの問題の一種として出される可能性があるでしょうね。まぁ、言いたいことは、初めの戦略が間違っているとどうやっても勝てないという話。」


このブログで読まれている記事