2016年6月5日日曜日

奨学金問題を根本的に解決(多分こんなふうになるだろう。)

どうもこんにちは、松井塾塾長です。

さて、本日は、奨学金の根本的解決方法を考えるとこんな制度になるんではないでしょうか?

ということを特集にしていきたいと思います。

大学改革になってしまうのではないか?

ということで、奨学金問題の根本解決を見ていきましょう。

えーとまず、先にお伝えしておきますが、奨学金の徳政令はありえないでしょう。これをやってしまうとモラルハザードを引き起こしてしまう危険性があるので誰もまじめにがんばらないという問題を引き起こしてしまうので、徳政令は、現代の金融システムでは必ず起こらないと思ってもらえるとわかりやすいかと思います。

したがって、どういった対策が必要かということを根本的に解決していかないとこういった問題は一生解決しないでしょうね。

1、給付型の奨学金制度の設立。

これ主張している人は、頭がオカシイのかと思いますが、海外の給付型の大半は非常に優秀な人達にのみ与えられるものだと思ってもらえるとわかりやすい。

で、かんがえて、ほしいのですが、国が奨学金を出してまで大学に行って欲しいと思う人ですよね。例えば、すごい発明ができるとか、将来みんなの役に立つようなものを開発できるとかそういった人々だけが、そういう制度を利用できるということになりますよね。

今の、奨学金問題とこの話何の関係があるのでしょうか?

そもそも、海外の給付型の奨学金があっていいというのであれば、海外の大学に通えばいいのではないかということですよ。

で、それがデキる人ばかりなんだったら、こんな問題は起こらない。ということは、そうじゃない人たちの問題をどうやって解決するかということです。

それでは、松井先生の見解(恐らくこんなふうになるのではないか?)

今、問題となっている。奨学金制度の問題は、ブラック企業と奨学金問題をどうやって解決しようかという話ですよね?

ということは、問題の大元は、個人の問題を除くとすれば、大学の授業料が高いということにあるわけでしょ?

ということは、大学の授業料を下げる方向に解決していけばいいわけですよね。

ということで、こんな形になるでしょう。

大学が、今までは4年間で卒業するという決まりがある。

これは、松井先生でも3年半ぐらいで卒業できるぐらい短くすることは、簡単である。実際松井先生は、大学4年制に頃は、大学に行った記憶が無い。

大学のシステムによってバラバラなんですが、年間の単位124単位

半期ごとに取れるのが、大体20単位ぐらいなので、順調に行けば3年になれば全部とりおわるということになります。

じゃあ、一年前に卒業させてくれるのかというとさせてくれない。アホじゃないかと思うのですが・・・。

さて、今の大学生の生活パターンを考慮にいれるとだいたいこんな感じではないでしょうか?

4年間大学に通い順調に卒業できたとして、

4年間にかかる総額

授業料 480万円 生活費 480万円として計算すると、960万円ぐらいの資金が必要になる。

仮にバイト生活をしたとして、
年収100万円と仮定して、400万円

したがって、差し引き560万円の奨学金返済をしなければならないといけない。かつ時間を4年間浪費したということになりますよね。

さて、これをバイトの生活をするのではなくて、奨学金を借りて、勉学に集中できたとするとどうなるのか?

大学に1年間でとるのに必要な勉強時間1845時間とされています。(講義と自習時間を含めて)
これで、だいたい41単位。1単位45時間で単位を取れるように考えられています。

さらに、これに加えて、バイト生活の分を考えてみましょうか?一年間に100万円ぐらい稼ぐというのは、時給1000円と仮定しても、1000時間ということになります。(実際は、ブラックバイトなんて言われているように、1000時間をはるかに超える労働になるでしょうが・・・)

つまり、22単位とることができますよね。

そうすると、大学の単位は63単位ということになりませんか?おーーつまり、普通に生活しても2年間で卒業ができてしまうということになるではないですか?

さて、それでは、この条件で計算してみましょう。

大学の授業料 240万円 生活費 240万円

借金の総額は480万円ということになりますね。しかも、あと2年間残っていますね。ここで就職すればどうですか?

もしくは、親元に帰って2年間アルバイト生活ができたらどうですか?ものすごく楽になりません?

大学卒業時を見てみましょう。どっちのほうが借金の総額が多くなっています。

つまり、私が何をいいたいのかというと奨学金問題で問題なのはブラックなアルバイトでもなくて、奨学金の借金が払えないとかでもなくて、効率の悪いシステムにしている大学なんじゃないの?

ということです。

それにね。一単位45時間も勉強いらないですよ。大体の大学授業の内容は、124単位ぐらいの勉強せいぜい4000時間もあれば終わります。

1年間で終わりますよ。だから、一年間ではやく終わらせられる人は、はやく終わらせて卒業させてしまう。10月でも11月でも3月でもいつでもいいです。

そしたら、新しい人を受験でいれる。浪人生だけを対象にして、入りたいという人を受け入れればいい。

そうしていけば、浪人の費用も安くなりますよね?

だれが、損するんでしょうかね?

もちろん、この方法は、一つだけネックがあります。

それは、新卒採用が一斉に行われるということでしょう。

規制緩和していくでしょうね。

例えば、こんな感じ。新卒一括採用しません。みたいな会社が今後どんどん増えるでしょう。

そもそも、新卒一括採用がメリットがあるのは、工場労働などの時代の頃の話で、今のように第3次産業ばかりの時代にはあまり意味を成さなくなっています。

そうすると、新卒・既卒・中年・高齢者関係なくその会社が優秀だと思った人を入れていくという社会に変わるでしょうね。

いやいや、授業時間の確保ができないと言われるでしょうね?

いやいや、スマホがあるじゃないですか?

夜中、生徒が誰もいなくなったり、した時間に授業風景を撮影して授業・講義をすればいいんじゃないですか?

そこまでやらなくても、日曜日・土曜日・そして夏休みも冬休みも春休みもどんどん授業をすればいいじゃないのかと思うんですよね。

なぜ、大学は、生産効率の拡大をしないのか不思議なのですが・・・なんだったら3交代制度にしてしまって、朝の部・昼の部・夜の部なんていうのにしてしまえば、24時間365日稼働することも可能ですけれども。

というような具合にしていけば、大学側の生産スピードが上がり、短期間で大学を卒業できるシステムになるので、奨学金問題は解決するように思います。

3、大学の淘汰

1980年ごろの大学数はおよそ500。

2015年の大学数は800。

こんな産業ありますか?

私いつも思うんですが、日本の企業っていっぱいありましたけれど、産業の合理化ということで大部分の産業は合理化されたと思うんですが、全く合理化されていないのって、大学だけだと思うんですよね。

他にありますかね?こんな産業。

奨学金問題で銀行が叩かれてますが、いったいいくつの銀行ができて何人の銀行員がリストラされて、何人の銀行員が再就職させられたんでしょうか?

もっと怒ってもいいと思いますよ。銀行員の皆さん。育友会の皆さん。

例えば、三菱東京UFJ銀行を一つとってみても、三十四銀行・山口銀行・鴻池銀行の合併で三和銀行ができあがり、愛知銀行・名古屋銀行・伊藤銀行・東海銀行ができあがり、東京銀行・三菱銀行が合併して三菱東京UFJ銀行ができたわけですよね。

やっぱり、大学もここで合併していかないとダメなんじゃないですかね?

最低でも100ぐらいの大学にしないと数が合わないと思いますが・・・

そうすると、大学の経営が苦しくなるというのですが、苦しいならば、法学部の大学教授は、大学の中で中小企業向けのセミナーを開催したり、法律講座なんていうのを開いて顧客の獲得をすればいいし、大学生は、実際にその現場を見ることができます。

そうすれば、法律を必要とする人たちとの交流も活発にできるので、大学ってやっぱり必要だね。という流れになると思うんですよね。

今のままの大学で、補助金はほしい。授業料はそのまま。何の経営努力もしませんというので、国民の理解得られるということはないでしょうね。

というわけで、本日の結論

松井塾塾長「奨学金問題の本当の問題は、大学の改革にあるのかもしれない・・・。大学こそもっとクリエイティブに時代の変化に対応するべきではないか・・・。」



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