そもそも安全資産ってなんだというテーマでおおくりしていきたいと思います。
松井先生は、いろんな人から聞かれます。不労所得って憧れませんか?みたいな話を何度も何度も聞きますね。
断言しますが、不労所得ほどやばい所得なんてないでしょ。と思います。
不労所得:働かないでお金が得られる所得のこと。
不労所得の代表というべき存在は、家賃収入とでも言えばいいんでしょうか?
今の時代、家賃収入に関しての不労所得は私は最悪だと思っています。
え、なぜだって????
皆さんよく考えてくださいよ。
家賃収入による収入の取り方はどんな感じで手に入れるんですか?
家を手に入れる。家を誰かに貸す。これだけですよね?
どうやって差別化するの?
答えは簡単ですね。値段を下げる。
そう、家賃収入っていうのは、差別化の方法が、内装に金をかけるか、家賃の値段を下げるかのどちらかしか基本的にはできない。
まぁ、それ以外にも方法はありますが、ほとんどの人が気が付かないので、この2つだけになります。
そこで、二〇一六年から問題が多発する。
まず、二〇一六年から人口は減少していくことになります。
これは、統計上そうなるということは、確定しています。
次に、今の若い人たちの生活動向を考えていきましょう。
転職当たり前、転勤当たり前という時代ですよね。
だれが、一つの地域に長いこといようとしますか?
簡単に出て行くし、簡単に空き家は埋まらない。
賃金格差によって、若者が実家からでられない人たちがたくさんいる。
近年問題となっているパラサイト・シングル(親元で暮らしていて、実家から抜け出せない人々。)の増加問題。
さて、さらに問題なのが現在時点でも空き家率は三〇%近くになっています。
東京でも空き家率は一八%近くになっています。
さぁ、この状況で不動産投資をして家賃収入を得ようと思ったらどうなりますか?
恐らく、赤字になるでしょうね。
というわけで、私の結論。
不労所得なんてことを考える前に、いま目の前にいるお客様や仕事に全力をつくすべきだと思いますよ。
そうすれば、いろんなことが見えてくるのではないでしょうか?
働いて稼ぐ。これが、一番安全資産。