さて、本日は、ベーシックインカムについてのお話をしていきたいと思います。
ベーシックインカムとは、生活に必要な金額を無条件で(ここ大事なのでもう一度いいますよ)無条件で国民全てに支給するという制度のことです。
さて、このベーシックインカムについてなんですが、なぜか弱者が賛成します。
ベーシックインカムとは、今まであった全ての社会保障を削減します。
つまり、救急車有料・病院100%負担・保育所勝手にやれ・老人ホーム(しらん)・年金停止・生活保護廃止・母子家庭手当て廃止・障害者手当て廃止
ということになります。
で、問題なのは、ここからで、ベーシックインカムでは、強者にとってより有利な状況になります。
例えば、料金が安くて、良い治療を受けられるという情報を知っている人。またそのつながりのある人とか、自分のことは何でも自分でデキる人。
こういう人には、圧倒的に有利なんですが、
そもそも弱者っていうのは、それができない人たちなんじゃないですかということなんですね。
計画性があって、資金を自己管理できて、万が一の時に備えられる人。こういう人が、そもそも社会保障のお世話になることなどそもそも無いわけですよね?
ところが、多くの弱者はなぜかこれらのベーシックインカムに賛成をします。
道化師「まぁ、何でしょうか?自分は大丈夫という根拠の無い自身でもあるのかと思いますが・・・」
ところが、このベーシックインカム一つだけいいことがあります。
少子高齢化している日本の社会では、もはやこれ以上年金の負担を労働者が負担するのは無理です。
その年金制度と、健康保険制度を一気にぶっ壊すということになるので、その点では、非常に有利な制度とも言えるでしょうね。
というわけで、ベーシックインカム(日本で導入される場合月額5万円から10万円というところではないでしょうか?)が導入された場合、どんな人が有利になるのかを見ていきましょう。
有利になる人
1,自分のことを自分で管理できる人
2,医療関係の知識に詳しい人
3,力の強い人
4,健康的な人
5,頭のいい人
6,金融マーケティングや自分の財産を守ることについてむちゃくちゃ詳しい人
7,あまり消費しない人
8,バリバリ働いてバリバリ稼ぐ人
9,年齢が若い
つまり、社会保障なんて使っていないし、税金ばっかり払っているよという人にとっては有利ということになるんでしょうね。
道化師「おお、ということは松井先生にとっては、ベーシックインカムは、非常に有利ということになるわけですね。」
松井先生「そうだ。」
道化師「ということは、松井先生は、ベーシックインカムには・・・」
松井先生「反対だ!!!!」
道化師「なんでやねんwww」
松井先生「ベーシックインカムというのは、無条件に定期的にお金が支払われるかわりに、それで生活ができない状況になっても知らないよというかなり強者の理論に基づいていることが問題なんですね。この問題と、高齢者の年金の問題とは別に考える必要があると思っています。高齢者の年金は削減する必要性はあると思いますが、それがすなわちベーシック・インカムの導入にしようというのは、まずいのではと思っています。」
松井先生「そもそも社会保障とは、松井先生とは対局に存在している困った人(自分で自分を管理できない・あまり考えない・働けなくなる・精神的に弱い人)を助けるためのものなので、あまり賛成できないですね。」
道化師「というわけで本日の結論。松井先生に介護とか医療はいらない。」
松井先生「ちがーーう。ベーシックインカムは、強者ほど有利。」