2016年6月27日月曜日

なぜ、地方に若者が集まらないのか????

どうもこんばんは、松井塾塾長の松井です。

それでは、本日のテーマは、前回のテーマと合わせてお話していきたいのですが、「なぜ、地方に人は集まらないのか?」ということをメインテーマにしてお話していきたいと思います。

これは、松井先生独自の視点で考察していますので、異論・反論はたくさんあるでしょうが、まぁ一つの意見として参考にしてください。

1,田舎は基本的にめんどくさい

まぁ、私なんかは、田舎に行きたくない理由の筆頭はこれですね。

田舎のシステムは、基本的に農耕社会のネットワークを中心として構築されていますので、必ず、横並び一線で物事を行うことが非常に多いんです。

その典型例が、自治会という謎のシステム。

はっきり言ってめんどくさい。

ゴミを捨てるにしても、外灯の管理にしても何でもそうなんですが、まず、この自治会というのに入らないといけません。(全てではないですが・・・)

で、この自治会に入ると、なんだかんだでお金のいる行事が大量に待っています。

それに参加しないと、村八分のような状況になってしまう。

この状況で若者が田舎に行くメリットはゼロということになってしまうんですね。

しかも、この自治会のシステムというのは、ねずみ講と同じで既得権益を持っているものに有利。

ルールというのははじめに作った人が絶対的に有利になるという原則を持っている。

そして、田舎というのはこのルールのシステムが完璧に仕上がった典型的なパターンとも言える。

さて、ここからが問題なのですが、出来上がったルールに新参者が参加する。これは、最悪の結果になります。

まず、搾取されます。

そして、見返りはありませんという状況になるので、田舎はますます田舎になります。

というわけで、田舎は田舎らしくていいんじゃない?

ということになるでしょうね。

そもそも、田舎に若者がいなければならないという考え方がそもそもの間違いで、助け合いの精神が根付いている地域にわざわざ、ビジネス感覚を持った若者を大量に入れることのほうが間違っている気がしますね。

というわけで本日の結論。

過疎化は止まらない。

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