2016年6月3日金曜日

奨学金について

どうもこんにちは、松井塾塾長の松井です。

さて本日は、奨学金問題について考えていきたいと思います。

まず、何度もいいますが、大学受験をする人は、特に覚えておいてください。

松井塾塾長「というより、こんなことは常識だと思うのですが・・・」

奨学金とは、そもそも借金です。

つまり、借金をしていく価値が有るのか、それとも無いのか?ということをきちんと考えたうえで借りるようにしてください。

まず、奨学金問題についてですが、サラ金やヤミ金と同じような括りで話をしている人がいますが、全然違います。

奨学金についての利率は非常に低いです。

えーと、事業性のローンや、住宅ローンその他諸々のローンの条件と比べても一番ゆるいです。

そして、何よりも、取り立てがきつくない。ということになります。

そこで、奨学金問題について大事なことは、何かということをしっかり学びましょう。

1、奨学金は借金である

まぁ、アタリマエのことですが、奨学金は借金であるというのは常識ですね。いや、知らなかったとかいう人は、大学行った価値はないですね。

こんなアタリマエのことも学ばなかったということは、何のために大学に勉強しに行ったのでしょうか?

奨学金は、借金であるという認識をまずもってください。

だ・か・ら基本借りなくてもいい人は、借りてはいけません。家から通学できる範囲だったら、家から通学しましょう。そして、何より一番やってはいけないことは留年ということになりますね。

留年すると、こうなりますよね。

1年間留年すると、120万円ほど最低でも借金が貯まると想ってください。

わかりやすく説明するために言わせていただくと、1年間で返済できる限界値が、60万ぐらいだと思ってください。

そうすると、1年間留年をするということは2年間罰ゲームがあると考えるとわかりやすいですね。

2、奨学金は誰が返すのか?

次に奨学金は誰が返すのか?という問題になりますね。

奨学金は、借りた人つまり利益を受け取った人ということになりますね。大学に行って特をした人は誰ですか?そう、自分自身になりますよね?ということなので、しっかりと自分で借りたものは、自分で返すということを覚えておきましょう。

でも、もし、返せなくなったとしましょう。不慮の事故や、労働ができないそういう状況もちろん考えられます。

また、就職を探しているんだけれども、どこにも採用されない。(コミュニケーション能力に問題がある場合には十分考えられる状況。)こういう可能性があると思います。

この場合は、どうすればいいかというと、まず、奨学金が払えなくなりそうな状況を相談しに行く。

(ここが一番重要です。日本人の多くは、本当に困ったときに、自分一人の力でなんとかしようとして訳の分からないことをしようとしてしまいますが、そうではなくて、こんな時こそしっかり相談をしにいきましょう。)

奨学金の事務所に行きましょう。

そしたら、正直にお応えしましょう。

ただし、馬鹿正直なのは問題です。

どうして、お金が払えなかったんですか?

「パチンコでお金を使い込んでしまいました。」少しは、言い方を考えましょうね。

「生活の見通しを甘く立ててしまいこのような状況に陥ってしまいました。申し訳ございません。」

という形になります。

そして、もちろん親(連帯保証人)にも相談しましょう。

当然のことですが、奨学金の返済義務は親にもあります。

松井塾塾長「親から、怒られるかもしれない。そういう不安が頭をよぎるかもしれません。でも、正直に話をしましょう。問題なのは、失敗することが問題なんじゃなくて隠蔽しようとしたり、なかったコトにしようとすることが問題なんです。」

そして、一番大事なことですが、一度でも返済が遅れそうになったら、必ず連絡することです。(いいですか?遅れてから連絡するんじゃないですよ。遅れそうになったら連絡をする。これが重要な事です。)

今の世の中で一番大切なことは、お金ではありません。

”信用”こそが一番大事なんです。これは、学問的にもそういうことになります。

返済が遅れるような人に、お金を貸したいですか?仕事を任せたいですか?猶予してあげたいですか?

水道・ガス・電気・光熱費・携帯・そして借金の返済。

遅れそうになったら、まずは、連絡。その上でどうすればいいのかを相談する。これが大事です。

これをやらないとペナルティがあります。

5%のおまけが付いてしまうということになるでしょう。

実際、つまり、何度もいうことですが、借金の返済は、まず大事です。

人からお金を借りているということを忘れてはいけません。

人に迷惑をかけないようにしましょう。

よって、まず自分の力で返そうと努力をする。親に協力を求める。それでも、どうしても払えない。そんなふうになってしまったら、破産手続きをしましょう。

クレジットカードを作れなくなったり、特定の職業につくことができなくなるかもしれませんが、仕方ありません。ルールではそうなっているので。

3、そもそも奨学金を借りる必要性があるのか?

何度もいいますが、大学に行くことは義務ではありません。

別に行かなくてもかまいません。大学とは、自分の責任において、自分の努力したいそして社会に貢献したい人が行く場所です。

そういった人は、間違っても社会に迷惑をかけるようになってはいけません。もちろんどうしても無理な場合は、破産しましょう。そういうものですから。

したがって、奨学金を借りて大学に行くいじょう以下のことをしっかり守りましょう。

自分のした借金は自分で返すと固く心に誓う。

それだけのお金の価値を勉強して取り返す。

貸してくれた、奨学金に感謝の気持ちを込めてお金を返す。

そして、何より奨学金の募集パンフレットに書かれていることは、隅から隅までしっかりと熟読すること。

こういうことをしっかり守りましょう。

道化師「ところで・・・」

松井塾塾長「なんでお前がでてくるんだよ?」

道化師「いやいや。ところで、奨学金の話なんですが、もっと根本的な解決は無いものでしょうか?」

松井塾塾長「ありますね。たぶんこんなふうになるんじゃない?っていうのを今度は見ていきましょう。」


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