2016年11月21日月曜日

吉田茂(よしだしげる)先生の次の総理大臣鳩山一郎(はとやまいちろう)

どうもこんばんは、道化師です。

さて、本日も歴代総理大臣の政策について見ていきたいと思います。

本日の総理大臣は、吉田茂先生の後を継いだ人。

鳩山一郎(はとやまいちろう)先生になります。

ちなみに、この鳩山一郎は、友愛で有名な人物です。

この方のご子息も総理大臣をされていたと思いますが、入試ではでないので取り扱いません。

さて、それでは、鳩山一郎先生の功績を見ていきたいと思います。

1,日ソ共同宣言(1956年10月)

2,国際連合への加盟(1956年12月)

ということになります。

流れとして、しっかり覚えておきましょう。

まず、日本の国際連合の加盟には、強硬に反対する国があります。

北海の白くまソ連です。

日本としては、このままでは、いつまでたっても国際社会に復帰することができない。

そこで、ソ連との間を仲良くしておかなければならない。

ソ連と仲良くしてからのーーーー国際連合への加入ということなります。

覚え方、そろそろソ連に行く頃(1956)か?ソ連に行ったら、国際連GOーー。

道化師「失礼しました。」

さて、鳩山一郎の日ソ共同宣言の目的は以下の2つ

1,シベリアに抑留された日本人(約56万人)の奪還作戦

2,北方領土の返還ということになる。

さぁ、ここから奇妙な戦いがスタート

ソ連代表 ニキータ・セルゲーエヴィチ・フルシチョフ

日本代表 鳩山一郎

ソ連の思惑としては、今ここで日本と関係を悪化させたくない。ヨーロッパの方でややこしいことになっている。

また、日本をソ連側サイドに引きこむことができればアメリカとの冷戦に有利に働く。

日本としては、アメリカの属国という位置づけになっているので、ソ連との交渉をうまくやることで、アメリカに対して圧力をかけることができる。

しかし、どちらもタカ派(強硬派)で通っている二人。

さぁ、どういう戦いになるのか?(少し創作です。)

フルシチョフ「やぁ、おはよう」(ペーパーナイフを持っている。)

鳩山一郎「おはよう・・・・」(何だこのペーパーナイフは?)

フルシチョフ「(ふふふ)見えていることが逆に恐怖だろう?」

鳩山一郎「そのペーパーナイフは、記念に一本もらえませんか?(取り上げちまえばこっちのもんだ)」

フルシチョフ「いいよ。」(机の中からもう一本出す。)(ふふふ。一本だけだと思ったのかね?)

鳩山一郎「すいませんが、もう一本外務大臣にも上げてもらえませんかね。友愛のために?」

フルシチョフ「ああ、構わないよ。ちなみにペーパーナイフなら後25本あるがねぇーーー。」(逆に見えていることが恐怖だろう???)

鳩山一郎「いえいえ、一本あれば、十分友愛ができます。wwww」

フルシチョフ・鳩山一郎「ふふふ・・・ふふふ」(映画よりも怖いシーンですね)

という風になんとも友好的??なムードの中会議は進んでいく。

ということで、なんだかんだで打ち解け合っていけるわけで、シベリアに捕虜にされている日本人56万人の返還が決まり、北方領土の2島返還(ここ重要・ここ重要)(歯舞群島と色丹島)の返還が決まることになる。

ということで、超怖い人二人の会談の中で成立したのが、日ソ共同宣言ということになります。

ちなみに、このソ連が捕虜として、日本人を扱ったことについては、ロシアのエリツィン大統領が公式に謝罪しています。

もう一度、重要な事ですので、いいますよ。

ソ連がやらかしたことを、いいですか?ソ連がやらかしたことを、

ロシアのロシアのロシアのエリツィン大統領が謝罪するということです。

なんでやねん。

これは、どういうことかというと、こんな感じです。

山下さんが、やったことを笹川さんが謝るみたいなぐらい意味不明です。

そして、もう一つ、ここは、日本にとっても、大事なところなのですが、北方領土問題(ちなみに2島返還については共同宣言にはっきり書かれています。)

フルシチョフ「じゃあ、約束通りに日本に北方領土2島かえすね。」

鳩山一郎「4島じゃなきゃダメだ。」

フルシチョフ「いやいやいや。2島先に返すって話やったやん。」

鳩山一郎「そうすると、日本とソ連の間に平和友好条約が結ばれちゃうだろ!!!」

フルシチョフ「えーー。どういうことよそれ!!!」

鳩山一郎「アメリカからダメって言われたの!!!」

つまりこういうこと

アメリカ「これ以上、ソ連と仲良くすると、沖縄とか返さないから!!!」

日本「なるほど。なるほど。やはりこれは、日米との友人関係ってのがあるから大事だよね。よし、ソ連との話はなかったことに・・・。でも、まさか、捕虜の救出にまで批判はされないですよね??」

アメリカ「・・・・・」

道化師「まぁ、日本の外交史では常に”武士道”が発揮されます。常に”武士道”を覚えましょう。」

日本の外交史における武士道

1,メリットのある方を優先。

2,本音と建前を使い分ける。

3,大事なところまでは引かない!!(ここ重要。)

というわけで、鳩山一郎の功績。

1956年日ソ共同宣言と国際連合への加盟

そして、日本人捕虜の救出。

追記:道化師「誰も言わないので、私から、エリツィン大統領ありがとう。」

鳩山一郎先生の名言

「領土の命には限りがないが、人の命には限りがある。だから、何としても早期に解決したい!!!」






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