2016年11月11日金曜日

マクロ経済と企業経営と家計で例えることは間違い。

どうもこんばんは、松井塾長の松井です。

マクロ経済と企業経営(家計)で例えることはできません。

マスコミなんかでは、よく見られるケースなんですが、企業経営者にインタビューをして、国の財政が破綻しているということを言って、こういうところが良くないみたいなことをしてるのですが、これは非常にまずいということになります。

よく例としてあげられるのが、公務員批判。公務員は給料をもらいすぎだみたいなことです。

はっきりいいますが、国家の運営と家計を例えることはできません。

これは、しっかり覚えておきましょう。

もしも、国家を家計と同じに例えるとこうなります。

家計:お父さん 日本政府 お母さん 日本銀行

当然、家計で考えるならば、こうなる。

所得を増やして、支出を減らしたい。(これが正しいということになりますよね。)

じゃあ、ここで、頭の体操をしていきましょう。

家計:日本政府と日銀ですよね。

所得を増やしたいということなので、増税と円を刷りまくる?

支出を減らしたいので、学校、救急車、警察全部廃止するんですか?

所得を増やして、支出を減らすんですよね?

大変なことになりませんか?

この時点で、この考え方は、本来否定されなければならないことになるはずなのだが、どういうわけか、この理論をずっとやっているということになる。

こういうことを本当にわかりたい場合は、数学が絶対に必要になります。

大学入試でもこの理論でやって来るので非常にやっかいです。

これを信じて政策打たれたら、日本経済沈没すると思うのですが、どうなんでしょうか?

というわけで、本日の結論

国の経済を家計で例えるのは、間違い。

国の経済を家計で例えたい場合は、増税で福祉削減に賛成ということになる???

注意事項:私の言っていることを無条件に信じるのはやめましょう。

いつも皆さんに言っていることですが、大事なのはいつも自分の頭で考えるということ。そして、調べる。そういう習慣を大学に入る前に終わらせておきましょう。


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