2016年11月29日火曜日

池田勇人(外交は英語力・・・)

どうもこんばんは、道化師です。

さて、本日も池田勇人先生でおおくりしていきたいと思います。

さて、池田勇人先生の外交交渉もうまかったということで有名ですが、さて、京大出身の池田勇人さん当然のことながら、さぞかし立派な英語力を発揮してくれた・・・・。

そんなわけもなく。

こんな感じでの外交力ということになります。

池田勇人の外交戦術

1,通訳の方を見ない。(相手の表情を見ることに専念)

池田勇人先生の外交戦術としての名言は、こちら

「通訳の方を向いて話をすることなど無駄無駄。」

池田勇人先生は、相手の顔をじっと見ながら真剣に話を聞こうとします。

その上で、相手がどんな状態なのか、どういう心境なのかということを考えながら、話をしていくそうです。

(これこそが、交渉力。英語を鍛えること、学問を学ぶことも大事ですが、人の気持ちも考えられないとダメです。)

2,とりあえず、机叩いとけ。(外交は、喧嘩と同じ)

池田勇人先生の外交戦術の名言は、こちら。

「とりあえず、机叩いて、真剣に話をすれば言葉は伝わらないが、真剣なことだけは伝わる。」おいおいwww発想が不良

「バンバン。俺は、この外交交渉はこうあるべきだよ。バンバン。こんな要求飲めるか。バンバン。」(まぁ、こんな感じ。)

3,脅迫と融和の組み合わせ

池田勇人先生は、いや歴代のこの時代の総理はみなそうなのだが、脅しを入れまくる。

「ソ連サイドに付いたらどうなる?」(アメリカに)

「その要求は飲めませんな!!」(脅しに対して)

「そんなの関係ない!!」

「手ぶらで帰ることを我々が恐れているとでも?」

「・・・・・・・・・・・・・・。(沈黙作戦)」

と思ったら、今から一杯やりますか?

とか、一緒にゴルフ行きましょう。

とか、突然話を相手が喜びそうな話題にふる。

「私、ベースボール大好きなんですよ」とか

「アメリカの偉大なる大統領といえば、チェースターでしょう」とか、

「テキサス州の牛はおいしいですね。」といったように相手の喜びそうな話題を考えて話をしてあげる。

これには、当然、相手も大喜び。

こんな感じの総理大臣がこの頃は多いです。

ちなみに、この頃の総理大臣を見ていきましょう。

吉田茂「英語??しゃべらねーー。なんで喋らなアカンの?」(会話程度ならしゃべれるけど)

鳩山一郎「外交力は、喧嘩と同じ。」

岸信介「しゃべらない。」(しゃべれるけど)

池田勇人「日本語もしゃべれないぞ!!!とりあえず机叩いとけ。」

佐藤栄作「しゃべるか。」(しゃべれるけど)

田中角栄「私はブレジネフとやる時だろうがフランスの大統領とやる時だろうが、うおうおうおやってるからね。わしゃあ日本語でやるさーー。」

で、ここまでが戦後の歴史の中で外交がうまく行ったケース。

というわけで、英語は大事!!!なのか???

追記、このブログは、英語教育を否定しているわけではありません。英語だけじゃなくて営業力や、交渉力というものを磨かないと何の意味もないですよということ。


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