2016年11月1日火曜日

将来に役に立つ?論文の書き方?

どうもこんばんは、松井塾長です。

大学に入ると、楽しい作業が待っています。

それが、レポートの作成と論文の作成。

これは、ものすごく楽しいです。

1ヶ月ぐらい時間くれよと思います。

さて、ここで問題なのですが、かなりの数がいるのでしょうが、同しようもない人たちがいます。

そこら辺にあるものを適当にウェブサイトで調べてきて、適当に貼り付けるという意味不明な作業をする人たちがいます。

はい、カンニング行為です。

こういうことをする人は、学問を学ぶ資格が無いので、大学に行くのをやめたほうがいいでしょう。

では、どのようにしてレポートを仕上げていくのかということになりますが、まず、例えば、行政の問題について調べたい場合。

行政の問題について書いている本を適当に見つけます。

その本で、裏側に書いている参考文献をピックアップ。

その参考文献をさらにさかのぼり、本を読む。

そうですね。大体20冊から30冊ぐらい読めばいいのではないでしょうか?

さて、そこからが検証作業に入ります。

そのデータが本当に正しいのか間違っているのかということを検証する必要性がある。

そのデータをどうやって調べるのか?

基本的には、日本政府が発表しているものはまぁ、信頼に足りるので、基本的には信用していいでしょう。

そこで、データを解析していく作業を行います。

そのデータの結果と本に書かれている内容を総合的に見比べて、どのような結果になったのかというのを、考察した文章を書いていきます。

まぁ、そうですね。

軽く書いても、一万字は超えます。

つまり、順番としては、こうなります。

本を読む。本の内容が正しいかどうかを検証する。大体8割間違ったことを書いています。

データの取り方にも注意します。

そのデータの取られ方が何らかの作為的なデータの取られ方をしていないかどうかということを検証します。

結果を出します。

これが、自分の考えた答えと異なっている場合は、自分の考えた答えを修正しなければなりません。

こういう地味な作業を永遠と繰り返します。

そうすると、きちんとした論文やレポートを発表する事ができます。

で、結論が、しょうもない終わり方になる場合もありますが、それは仕方がないとして出した場合もあります。

また、自分が信じていた場合と異なる結果になることもあります。それに気がついたりすることも勉強ですね。

例えば、私の書いた論文なんかでは、

「福利厚生が整っている会社ほど将来性がある」という命題で書き出す予定でしたが、最終的な結論は、10万文字ほど書いてでた結論が、福利厚生が整っている会社と、将来性には相関性がないという結論になったりしました。

で、私が、本日皆さんに言いたいことですが、大学の論文やレポートを書く作業っていうのは必ず、自分の手で、自分の足で、自分の頭で行ってください。

その過程で、他人とディスカッションしてください。

そうして、自分の中にある。

偏見や妄想を排除していくことで学問が一体何なのかという本質に触れることができます。

もう一度いいますが、なぜコピペが、ダメなのかというと、そういう努力をせずに単位を取り、卒業するだけでは本当の自分の力は全くつかないからダメだということです。

学問では、やってみる失敗する。また、考える。やってみる。失敗する。この繰り返し。

途方も無い繰り返し。

これが、会社に入ったり仕事をしたりするときに生きてきます。

こういう経験をたくさん積める場が、大学です。

というわけで本日の結論

学問とは常に王道なし。





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