2016年11月15日火曜日

トランプ大統領(日米安全保障条約)

どうもこんばんは、松井塾長です。

さて、本日は、トランプ次期大統領の言っている予算についてお話していきましょう。

まず、日本の安全保障ただ乗り論。ということになります。

アメリカは、本当に日本から撤退するのかということで話題になっていますが、専門家の多くの意見は、トランプは大統領になったら現実路線に戻すというふうに言っていますが、私は、そうは全く思わない。

はっきりいいますが、日本から完全に撤退する可能性は高い。と、お答えしておきましょう。

確かに、専門家のおっしゃるように、アメリカが世界の警察として、活動し、世界の貿易などを取り仕切ることによって、アメリカの経済が良くなるということであるのならば、日本に米軍をおいておく意味があるのですが、

アメリカが、「いやいや、自分たちの国のことだけ守れていられればそれで十分。国内のことだけに予算を使うようにするから。後は、勝手にやってくれ。」というふうになった場合は、話が全く変わってきます。

今の、日本のアメリカに対する負担額だとした場合。

アメリカは、日本から撤退したほうがいいということになるでしょう。

では、考えられる2つのプランから考えていきましょう。

シナリオ1アメリカが日本から完全に撤退する(可能性としては一番高いでしょう。)

この場合の日本の影響はかなりあるでしょう。

日本が自分たちだけで自分の国を守るということを選択せざるをえない場合。

おおよそ、防衛費の金額は、現行の5兆円から15兆円程度に膨れ上がると予想されます。

詳しい計算は、抜きにしますが、だいたい、現在の3倍の金額を防衛関係予算につぎ込まなければならなくなるでしょう。

まぁ、方法としては、日銀がお金を刷って、その分のお金を防衛関係予算に回すということが最有力候補ということになるでしょう。

シナリオ2米軍が日本に留まってもらうが、アメリカに渡す予算をこれまでよりも増やす。

この場合のシナリオでは、今、米軍に支払っている金額は、5000億円と言われています。

はっきりいいますが、この金額だと足りません。

いやいや、日本は、75%も負担しているというふうにいいますが、諸々の経費を全て含めると、おおよそ3兆円ほどは、負担しないと、アメリカとしては、ペイしないということになります。

したがって、日本は、今後米軍にいてもらう場合には、現行の制度から4兆円ほどの負担増を強いられる事になると考えられます。

まぁ、たぶん、こんなことを書くとおそらく、そんなバカな。

と思われる方も大半でしょうが、おそらくこうなるでしょう。

いやいや、トランプも実業家だからそこまでやってこないでしょう。みたいな発言が多く見られるのですが・・・

あれほどの財産を手に入れて、あれだけのバッシングを受けているにもかかわらず、一切主張を変えなかった人が、そんな簡単に主張を撤回するとは到底考えにくい。

まぁ、日本としては、今までよりも防衛に関する支出を迫られるということになるので、これに対してどうやって対処していくのかということを国民全員で考えさせられる機会になるのではないかと思います。

で、ここからが、大学入試と関連してくることなのですが、実際国防関連の話題が大学受験で出されるようになるのは、もう少し先の話だと思います。

5年ぐらい経過したら問題に出されると思います。

というわけで、本日の結論

日本は、防衛費の多くの支出を求められる時代になるのではないか???

どこの国も戦争なんて考えないで、防衛予算が災害のためだけに使われるような、そんな日が来るといいのですが・・・。

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