2017年3月15日水曜日

死闘800日、偏差値240上げて立教大学合格!!!(その19)

どうもこんばんは、松井塾長の松井です。

さて、本日のテーマはこちら。

「死闘800日、偏差値240上げて立教大学合格!!!」でお送りします。

さて、少年に対する松井システムによる大学受験の攻略法ということになるのですが、大学受験の攻略法にはおおよそに大別して2パターンの攻略方法があります。

それは、トップダウン型とボトムアップ型。

まず、前提条件が、明確に行きたい大学がないという状況。

もしくは、意味不明な志望校を言ってくる場合。この2つの場合になります。

道化師「というわけで、意味不明な大学の志望校の選び方の解説になります。」

道化師「例えば、公立大学を志望校の第一志望に選択するのか、私立難関校(GMARCHクラスと考えてもらえればいい。)を第一志望に選択するのかということで大きく変わってきます。」

道化師「一番厄介な要望が、実力がないのに、駅弁大学(旧帝国大学を除く、公立大学)を志望校にMARCHの大学には受かりたいです。という謎の要望。はっきりいいますが、受験をなめてるんでしょうか?」ということになる。

道化師「駅弁大学に受かるのに必要な要素と、MARCHに受かるのに必要な要素は全く異なります。ただし、これは、私立中学受験組上位には全く当てはまりません。」

駅弁大学に必要な要素は、9教科(完全に9教科というわけではないが)をまんべんなく、日東駒専レベルまで仕上げることになる。

一方の、MARCHに受かるのに必要な能力は、受験に使う教科(日東駒専レベルに仕上げていることを前提条件として)のうちで、1科目だけ、早慶レベルまで引き上げるか、3教科それぞれまんべんなく、日東駒専がA判定で受かるレベルまで引き上げる必要性がある。

道化師「つまり、大学受験では、日東駒専レベルの問題が完璧にとけるように仕上げることが第1条件になる。ここが仕上がらない限り、MARCHには基本的には受からない。まぐれで受かることもあるが・・・」

道化師「もう一つの方法が、志望校を無理やり、東大にしてしまうこと。東大の問題は、バランスが非常にいい。センター試験でどの科目もまんべんなく課してくるために、全ての問題をやらなければならないことになる。次に、英語の問題にしろ、国語の問題にしろ、数学の問題にしろ、社会の問題にしろ奇をてらったような出し方はしてこない。」

道化師「つまり、東大合格を目指せば後で調整はなんとでもきく。ところが、これを慶應を第一志望とした場合は、社会であれば近現代しかでてこないとか、英語の難易度は年度によっては、以上に難しいとか、数学は数列ばっかり出すとか、年度によりかなりばらつきがある。」

道化師「裏を返すと、非常に厄介な入試になる。」

つまり、こうなる。

例えば、明治大学が第一志望でした。でもやっぱり、横浜国立大学にしますとかされると、もうぐちゃぐちゃ。

道化師「ということになります。したがって、平たく言うと、大学受験の基本戦術は、東京大学を第一志望にするか?日東駒専をまずは第一志望にするか?という2択を迫られることになる。」

松井塾長「まぁ、そもそも、高校一年生になって自分のなりたいものが何かわからないというような事が、そもそも異常な事態なわけであるが・・・。おそらく、まともな大学受験生ならば、自分の行きたい学部で何を学ぶのかということを決めているので、この話は非常に滑稽な話に聞こえるかもしれませんが・・・。」

道化師「では、松井塾長は、この時、なんと言ったか?」

松井塾長「どうせ、どの大学を志望校にしても、可能性はゼロだ。だから、東大受かるつもりで勉強しろ!!!」

道化師「なぜ、このような戦略をとったんですか?」

松井塾長「このタイプは、センター試験でうまく言った場合に必ず、自惚れる。受かった気になる危険性がある。そうすると、最後の最後まで、E判定を出させ続けておかないと、まずいということになる。油断すれば全滅を引き起こしかねない。」

道化師「という、松井塾長の心配が、後にガッツリ当たってしまうのだが・・・・。その時の心境をどうぞ!!!」

松井塾長「ここまで、戦略を整えて、この低偏差値の状態から、ここまでの未来予測を当てて、実際に調子に乗っているところを見たら、残念な気持ちになりました。あーーーあーーーあーーーって感じ。」

道化師「じゃあ、その受かれている状況を見て先生は止めなかった?」

松井塾長「いや、これは言い訳になるかもしれないが、止めることは物理的にはできた。しかし、そこで、仮にMARCHに受からせても、また同じことを繰り返すのではないかと思った。自分の力で打ち破るしかないかなぁと。」

道化師「現役時代に全滅を確信したのはいつですか?」

松井塾長「1月センター入試後。1月27日付近。」

道化師「松井塾にお通いの保護者の中には、実際にこの話を聞いた方もいらっしゃいますよね。」

松井塾長「はい。そうですね。したがって事実です。現役の”あいつは、全滅する”と・・・。」

道化師「どんな気持ちですか?」

松井塾長「止めてあげたい。受かる方法がある。止めたほうがいい。一から十までこっちでやれば受かることができる。実績にもなる。悲しいではなく、哀しい気持ち。」

松井塾長「ただ、これだけは事実であるが、彼は、この程度の大学入試ごときで終わる男ではない。もっと大輪の花を咲かせることができる男だと確信していた。これに、嘘偽りはない。一浪することになるかもしれんが、その経験がもっと後に大きく影響を与えるそんな男になれる。まぁ、そんなところではありますね。葛藤はありましたが・・・」

道化師「というわけで、今日は松井塾長から一言!!!」

松井塾長「今回は、一浪の末大学受験に受かり、良かった。しかし、もしも、大学受験に失敗しても腐るな!!!一生懸命がんばって失敗したということがいつかきっと大きな財産になる時がある。」

次回:成績を上げるために、英単語を死ぬ気で覚えまくれ!!!


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