2016年7月4日月曜日

経済政策について見てみよう

どうもこんばんは、道化師です。

さて、本日は、経済政策についてお話をしていきたいと思います。

そこで、本日のテーマは、こちら効果的な経済政策とはどのようにしていくのか?

ということをテーマにしてお話をしていきたいと思います。

1990年よりも前は主流だった経済政策について見ていきましょう。

まず、不況の時には、どのような政策をとるべきなのか?

特にデフレにおいては、どのような政策をしていくべきなのかということです。

皆さんも知っていると思いますが、今の日本では、デフレによる不況という状況が長い間続いています。

デフレによる不況は、どのようなことが原因かというと、

生産に対して、消費が足りていないという状況によって引き起こされるというのがデフレの本質的な問題ですね。

中国と日本とを混同される方が多いのですが、まず、この基本をしっかりと覚えましょう。

中国の景気減速は、供給過剰によるものが原因。

日本の景気減速は、需要不足によるものが原因。

このふたつが基本的に異なります。

日本の景気は、消費を国民がしないということが原因になるわけですね。

この場合は、デフレを対策しないと何も始まりません。

つまり、意図的に物価を引き上げてしまうという状況にならないかぎり、絶対に解消できません。

この物価を引き上げる方法というので、バラマキであったり、増税であったり、様々な議論がされるケースが有りますが、基本的にこれらの政策は、マクロ経済には外部性がないという問題で根本的解決ができません。

それでは、いったいどんな政策がよろしいのでしょうか?

デフレというのは、世の中に物と金の2つしか無いと考えると、金の価値が高過ぎることによって、引き起こされるわけですよね?

ということは、金の価値を下げるしか無い。

金の価値を下げるには?

金をたくさんすりまくればいい。この結論になりますね。

まぁ、平たく言うと、日銀が金を刷りまくって、ばらまいてしまえばいい。

ばらまき方は、公共事業による積極的な投資をしてしまう。

まぁ、こんなところがよくあるパターンですね。

ところが、どういうわけか、今の日本では、全くこの議論が盛り上がりません。

何故か、所得再分配ばっかりやりたがります。

お金持ちから貧乏人への分配こればっかりです。

はっきりいいますが、一生景気回復しません。

今働いている、若者・中年から税金を巻き上げる。

その税金を、もうお金を使えない老人にばらまく。

どうやって、景気回復するの????

という状況ですね。

だから、本当の景気回復を考えるのであれば、金融政策(いくらのお金を印刷するのか?)(実は、日本ではつい最近まであまり重要視されてきませんでした。)

次に、財政政策。「政府がどの分野にどれだけのお金を分配するのか」

その次に、産業政策「新規産業の育成及び、古い産業の保護などにより雇用の確保」

そして最後に分配政策「貧乏な人にきちんとお金が行き渡るようにしましょうという政策を考える。」

この順番で政策を決定するというのが経済学でのセオリーなんですが、どういうわけか日本では、この分配政策から入ります。

「高齢者の介護をどうするか」とか「敬老パスをどうするか」とか「貧困世帯への福祉をどうするのか」とか全部福祉から始めようとします。

ナンセンスです。

10人前のピザで100人の人々は助けられない。

まずは、ピザの数を増やす政策を考えなければいけないのですが、それをやろうとすると、選挙で負けるんですね。

まぁ、仕方ないですが・・・

というわけで本日の結論

「日銀のやっていることが何かわからないという状況ではまずい。もっとしっかり勉強するんだ!!!」


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