どうもこんばんは、道化師です。
さて、本日も大学受験の読解をテーマにお送りしていきたいと思いますが、もはや、大学受験の少子化問題といえばこれしか答えがないのか?
と思うぐらいに古典的な問題から出していきたいと思います。
日本以外の国で少子化問題を解決した国があります。
それは、フランスということになります。
それでは、フランスの代表的な政策をわかりやすく解説すると、子どもを産んでくれたら、バンバン金を支給する。
こう覚えておくと非常にわかりやすいです。
ですが、このフランスの実態について絶対に入試では語りません。(なぜかはよくわかりません。)
フランスの実態は、婚外子の増加
結婚して夫婦になって、子どもを産み育てるというのが日本の伝統的な価値観ですが、フランスではそんな考え方はありません。
結婚していないカップルから生まれた子どもでもバンバン助成金が発生します。
つまり、こういうことですね。
フランスでは、誰とでもいいからとりあえず子どもを作る。
3歳になったら保育所に全部入れる。
こんな感じ。
子どもから大人になるまで全部国が面倒を見ますよということです。
一夫一妻制ということも全くありません。
浮気当たり前・離婚当たり前という状況です。
で、ここまでの政策を打てば確実に少子化はストップします。
これは、スウェーデンなんかでも同じようなモデルになっています。
つまり、フランスの少子化対策を見習えということになるのならばこういう結論になる。
結婚しない。結婚してもすぐに離婚しよう。子どもは施設に預けよう。子ども作れば作るだけ税金が優遇されます。
フランスの国家の財政は破綻しそうです。
というのが、まぁ、実態なんですが、どういうわけか日本の少子化の結論は毎回全く同じ。
日本の少子化の原因は、女性の社会進出へのサポートが遅れていることにある。
例えば、保育所や託児所の整備などが遅れているという状況にある。
また、キャリアを持った女性が一旦仕事から離れると元の職場に復帰しにくいという現状があげられる。
このため、元の職場に復帰するためにも、育児休暇制度の拡充や、産休の制度などが必要になってくる。
さらに、日本では、伝統的な価値観が問題である。
男は、仕事。女は家庭というような伝統的な日本の価値観。
さらに、職場では、飲みニケーションなどによる、仕事の進め方と非合理的で不必要なことが多くある。
このような、社会的な理解・会社の理解・そして、国としての理解がない状況が、少子高齢化の問題をより深刻な状況にしていると考えられる。
したがって、(ちょっとめんどくさいので簡単に書きます)
いつもどおりこんな感じでしょう。
会社は、女性のことを大事にする。
会社は、しっかりと女性に休みを取らせる。
夫は、家事育児をきっちりと手伝うこと。
国は、保育所をたくさん作るようにすること。
まぁ、こんなところが、いつもどおりの結論ということになるでしょう。
というわけで本日の結論
「優秀な女性のキャリアを大切にする社会にするべき。」
道化師「一応、皆さんに言っておきますが、国に財源がありません。無理です。会社に負担を求めるのもやめてください。海外に法人を移します。というわけで、ここに書いてあることは、あくまでも大学受験における机上の空論だと思ってください。」
篠崎にある松井塾の塾長が高校生・中学生向けに大学受験・高校受験を突破のために作られたブログになります。基本的には、入試で出された問題をベースにして勉強に親しみやすいものとなっております。ご覧になられた方には、賛否両論あると思われますが、何卒よろしくお願いいたします。
最新の投稿記事
このブログで読まれている記事
-
松井塾の松井です。 松井塾長「まず、初めに、松井塾にお通いの小学生及び中学生及び高校生・保護者の皆様。そして、長らく応援していただいています。”松井健太”の関係者の皆様。熱く(漢字の間違いではありません。)御礼申し上げます。」 道化師「・・・・・でたよ。松井塾名物が...
-
どうもこんにちは、松井塾長の松井です。 国立 東京工業大学附属科学技術高等学校(偏差値72) 高校偏差値 参照データ 道化師「・・・・はい。いつものようにいつものように。あれです。無理ゲーを通してみたのコーナーです。」 道化師「はい。それでは松井塾長い...
-
どうもこんばんは、松井塾の松井です。 松井塾長「誤解のないようにお伝えしておきますが、松井塾は、夏の花火大会を禁止していません!!!夏の花火大会に行きたい人は、塾を休んで、夏の花火大会にいきましょう!!!」 さて、本日のテーマですが、松井先生の江戸川区の花火大会について、...
-
どうもこんばんは、松井塾長の松井です。 さて、本日のテーマは、「安全保障のジレンマ」でお送りしていきます。 安全保障のジレンマとは:自国に対する脅威を排除しようとして、安全保障を強化すると、さらに自国に対する脅威が増大してしまうということ。 で、ここからが、第一次世界...
-
どうもこんばんは、道化師です。 さて、本日のテーマはこちら。 オーバーエデュケーション問題についてということになります。 道化師「さて、この問題は、教育問題では、絶対に登場しない問題です。特に教育関係者は、絶対に認めたくない問題の一つということになります。」 道化...
-
どうもこんばんは、松井塾長の松井です。 さて、本日も「死闘800日、偏差値240上げて立教大学合格!!!」でお送りしていきます。 前回までのあらすじ 松井塾長が、大学受験で1教科偏差値50以上上げて、3教科で150上げなければならないという壁にぶち当たり、松井塾長自身...
-
どうもこんばんは。松井塾の松井です。 さて、本日も、松井塾の合格速報のお時間になります。 道化師「はい。いつものように来たよ。今度は、特待合格だ!!!(入学金免除)」 松井塾長「松井塾では、合格速報を生徒の状態がどういう状況だったのか?どういうふうにがんばった...