2017年5月14日日曜日

自分の意見と異なる意見を書く癖をつけよう。

どうもこんばんは、松井塾長の松井です。

さて、本日は久しぶりに大学受験国語のテーマをおおくりしていきたいと思います。

題して、「自分の意見と異なる意見を書く癖をつけよう。」です。

これは、某大学の入試問題では大好きなパターンの一角ということになります。

某大学(松井先生の母校の大学)の英語の問題は、ほとんどこのパターンと言ってもいいぐらいです。

自分の意見とは異なる意見も検討し、自分の意見が間違っているのではないかということを考えて行動する。

すばらしい理念だと思います。(理念だけは・・・)

道化師「だったら、福沢諭吉の言っていることも間違いだからけだから再検証しろよっていうことを・・・」

松井塾長「某大学の悪口はそれまでだ。大事なことは常に自分が実践し、行動できるかだ!!!」

松井塾長「それでは、本日のテーマは自分の意見と異なる意見を書いてみよう。ということになります。」

松井塾長「松井先生は、有名な話ですが、アイドルが嫌いです。もう一度いいますが、アイドルが嫌いです。特に、AKBは大嫌いです。(AKBのファンの皆さんすいません。)では、AKB48を肯定する意見を書いてみましょう。」

AKB48のすばらしいアイドルグループであると思われる。

AKB48が存在する以前から、アイドルグループは存在したが、どのアイドルも、徹底した訓練と徹底したメディア戦略によって、遠い雲の上の存在であったということは否めない。

しかしながら、AKBのグループに関しては、その存在が、握手会など様々なファンの交流会によって、今までよりも、ファンとの関係が非常に身近なものになったということにある。

さて、これを、自動車に置き換えて考えてみよう。自動車は、本来お金持ちの人しか乗れないという代物であったが、フォード車の大量生産モデルなどで、大量生産することにより、様々な人がその恩恵にあずかることができるようになった。

さて、この産業構造の転換とも言える、自動車などの大量生産により庶民にも様々な娯楽・喜び・メリットが増えたことは言うまでもない。

では、翻ってアイドルの話に戻ってみよう。

今まで、アイドルとは存在していても、出会う機会そのものがないという状況にあったことは、間違いない。

ところが、AKBという新たなビジネスモデルが出現した事によって、その今までなかった、アイドルに対する楽しみ方が増えたということは言うまでもないことであろう。

また、デジタル化が進行した中、あえて、アナログ的な方法を用いることで新たな、ビジネスとしての活路を見出したことは賞賛に値する。

したがって、AKB48はアイドルグループは、単なる一部のファンのためというよりも、より先鋭的な、文化を切り開いた一端を担ったと言ってもいいのではないかと思われる。

という風に、こんな感じで国語の文章は作られていきます。

で、大事なことは、ある一方向からしか物事が捉えられないのだとすると、国語の読解の点数は運に左右されてしまいます。

例えば、自分は、オタク文化が嫌いだから、オタク文化全部に理解を示さない。

自分は、アイドルが嫌いだから、アイドル文化全てに理解を示さない。

では、ダメです。

国語というのは、あくまでも相手の言っていることを理解する学問ですので、まず、聞く。

その上で、その人が何を言っているのかを考えるということが大事なわけです。

道化師「ところで、松井塾長?」

松井塾長「はい?」

道化師「どうして、松井先生は、アイドルやオタク文化が嫌いなんですか?」

松井塾長「うーん何ていうんだろう?別に勝手にやっててもらえればいいんですが、こういう人たちってたまに、他人を巻き込むでしょ?」

道化師「と言うと?」

松井塾長「AKB48のコンサートあるから一緒に行こう?みたいな?」

道化師「はいはい。」

松井塾長「自分の好きなことを他人に聞かないですすめる人が嫌いなわけです。」

道化師「なるほどーーー。」

松井塾長「映画でもなんでもよかったらいかない?でしょ?」

道化師「まぁ、世の中善意の押し売りみたいな人はたくさんいますからね。」

松井塾長「まぁ、そういうことです。」

というわけで、本日の結論

国語の文章では、自分の異なった考え方をする人ほどしっかり問題を解こう!!!




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