2017年5月3日水曜日

項羽と劉邦の話(天才VS馬鹿)の話その14

どうもこんばんは、道化師です。

さて、本日のテーマは、こちら。

ある程度フィクションでお送りしています。

項羽と劉邦(こううとりゅうほう)の続編

「逃げまくる劉邦・さぼりまくる劉邦・謝りまくる劉邦・カッコ悪い劉邦」でお送りしていきます。

さて、劉邦が、なんやかんやで中国の戦争を終わらせてしまったわけなんですが、一方の項羽はというと・・・

項羽「オラオラオラオラお前らの実力はそんなもんかよ。どうしたかかってこいよ!!!」

という感じでいまだに戦闘行動を継続しているわけです。

そんな中、劉邦はというと・・・

秦の幹部たち「さぁ、さぁ、劉邦様どうぞこちらに。どうぞこちらに。」

劉邦「はい。どうも。うおーーーー。」

劉邦の目の前に現れたのは・・・・

「目もくらむような財宝・金・金・金。豪華な装飾品。そして、劉邦の大好きな酒・酒・酒。宮殿の中に入ると美女だらけ。」

という状況になる。

道化師「もちろん。後に皇帝となる劉邦・・・」

劉邦「いえーーい。乾杯ーーー。」

道化師「もちろん。偉大な劉邦は・・・」

劉邦「君綺麗だね。うん。僕、劉邦。ここまでの道のりしんどかったのぉーーー。大変だったんだよぉーーー。」

道化師「・・・・・。立派な劉邦・・・・。」

劉邦「秦の幹部。おい、お前もこっちきて飲もうぜ。いえーい。いや、皆美人だね。僕かっこいい?」

美女「かっこいい。www」

劉邦「そうかな???」

道化師「というように、絶望的な醜態をさらしているわけです。おっと誰か来ましたね???」

ハンカイ「おい、劉邦。おーい劉邦生きてるか?元気か?」

劉邦「おう。ハンカイ、お前もこっちで飲もうよwww」

ハンカイ「・・・・・・・・・・・・。」

劉邦「ハンカイ。何怖い顔してんだよ。飲もうぜwww」

ハンカイ「馬鹿か!!!貴様は!!!」

劉邦「何、きれてんだよハンカイ。」

ハンカイ「お前は、秦の時代のことを忘れたのか?これから国の皇帝になろうって男のやることかこれが?あ!おい、いいか、劉邦。聞いているのか?俺の知っている劉邦はそんなやつじゃない。」(うーーんどこから突っ込んでいいのか???)

劉邦「そんなこと言ったってこんなに遊べる機会めったにないぜ。これを遊ばない手はないだろう。」

ハンカイ「馬鹿野郎!!!」

張良(ちょうりょう)登場

張良「劉邦様。お聞きください。」

劉邦「何だよ!!!」

張良「享楽にふけることは暴君のすることです。良薬口に苦しといいます。忠言は耳に逆らうものです。劉邦様、民のことを思いならば、どうか、この忠言をお聞き入れください。」

劉邦「・・・・はーーい。わかりました。ハンカイ、ごめんね。で、どうすればいい?」

ハンカイ「笑」

張良「まずは、宝物庫を封印しましょう。そして項羽様の到着を待ちましょう。その間に、民の暮らしぶりを見て回りましょう。」

劉邦「そうだった。みんなの生活が良くならなければ意味が無いからな。( ・ิω・ิ)」(なぜか、ここだけは外さない劉邦!!!)

というわけで、本日の劉邦

部下に怒られる。素直に謝る。ようやく、君主としての自覚に芽生える。宝物庫を封印。美女たちにも手を出さない。

道化師「さて、この行動が、劉邦の命を救うことになるわけだがそれはまた、後の話。」

このブログで読まれている記事