2017年5月4日木曜日

項羽と劉邦の話(天才VS馬鹿)の話その15

どうもこんばんは、道化師です。

さて、本日のテーマはこちら。

項羽と劉邦の話(こうう)と(りゅうほう)の話でお送りしていきます。

項羽「オラオラオラオラオラお前らもう降伏するのかあーどうしたコラ。」

まぁ、そんなこんなをしているうちに、

劉邦くんはというと・・・・

劉邦「項羽が来るまでの間、宝物庫の宝物には絶対に手を付けないように。また、秦の美女には絶対に不埒な行いをしないように。また、民衆に対する暴力行為・狼藉行為も現に慎むように!!!よろしいですか!!!」

劉邦軍「了解!!!」

劉邦軍「やはり、劉邦様は、すばらしいお方だ。皇帝になるべくして生まれてこられたお方だ。偉くなっても民のことを第一に考えておられる。我々も劉邦軍として、きちんと行動せねばいけないな。」(もはや、どっから突っ込んでいいのかがわからなくなってきました。)

道化師「劉邦軍のショウカが、何やらおかしな行動をとりはじめていますね。」

道化師「説明しよう。」

ショウカ:劉邦軍の参謀の一人。補給部隊専門の地味な男だ。ところが、この補給部隊専門の地味ではあるが、この男が、補給を行って補給を切らしたことは一度もない。つまり、戦争において、補給を切らすというのは命取りになるのだ!!!

道化師「このショウカという男、秦の王宮に行くと、真っ先に宝物と女性と酒に行った劉邦とは対照的に、一目散に、文章の保管庫に行った!!!」

ショウカ「なるほど、中国の地図がこうなっている。なるほど、これが法律。なるほど、これが、税の台帳。なるほど・・・。」

ショウカ「カタカタカタカタ・・・・・・・・・・。」

20時間後

ショウカ「カタカタカタカタ・・・・・・・・・・。」

道化師「少々インタビューしてみましょう。」

ショウカ「文章の整理中及び勉強中なので、今はお受けできない。」

道化師「まぁ、こんな感じで、真面目すぎるぐらい真面目な男。ということになる。」

さて、このショウカが、手に入れた文章のおかげで、漢の法律や、地図、漢字など全ての基礎が出来上がるようになったのは言うまでもない。

なぜ、この男劉邦という男についてきたのか?

ショウカ「劉邦にはあって、私にはないもの。それは、人を束ねる力。彼は皇帝になるべくして生まれてきた!!!」

道化師「劉邦って・・・何なんでしょうか???」

劉邦「まちなかを歩こう。」

民衆「ははーーー。」

劉邦「頭上げていいよ。」

子ども「劉邦さーん」

劉邦「おう!!!遊ぼうぜ!!!」

子ども「わーーい。」

民衆「劉邦様。こっち向いて。劉邦様、俺のところのつけもの食っていってくれ。」

劉邦「いいぜ。いえい。」

というかんじで、相変わらず、大人気の劉邦。

いつものように遊ぶ劉邦。

道化師「うん?劉邦が珍しく仕事をしている。」

劉邦「南側地区の住居300世帯は、食料が足りていない。東側地区には盗賊がいる。捕まえよう。北側地区は水が足りていない。西側地区は、区画整理する必要性がある。」

道化師「え???これ、同一人物???そう、実は、劉邦は遊んでいるだけではなく、子どもの様子、遊んでいる状態。人々の顔の色。全て記憶しているのだ!!!」

劉邦「これ、各自に伝令してやっといて。」

張良「かしこまりました。(やはりこの人は、万物の声が聴こえるのか?)」

劉邦「今日もよく遊んだから寝るか!!!」(どっちなんだ???)

というわけで本日の結論

「遊んでいるようで仕事している。劉邦。仕事しているようで遊んでいる劉邦。そして、何よりみんなから愛される劉邦のお話。民のことを第一に考えているのは本当なんだろう!!!」








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