2015年10月20日火曜日

アメリカの特殊性


 どうもこんにちは、道化師です。

 さて本日は、アメリカの特殊性についてお話をしていきましょう。

 よく、日本とアメリカの堆肥なんかは欲出されるところですが、アメリカという国そのものの歴史的背景を考えないとわけがわからなくなってしまいますので注意しましょう。

 まず基本的に、アメリカという国は、様々な人種、様々な宗教、様々な民族集団から成り立っています。

 このことから、単純に民主主義による運営をしていると必ず行き詰まります。

 例えば、最大多数の最大幸福の原則で判決を下してしまう、もしくは法律を作ってしまうと、絶えず紛争が起こってしまうという状況になります。

 そこで、最高裁判所に当たるところは、完全に政府から独立したところでなければなりません。

 また、地域による独自性を認めているのも大事なところです。

 州によって宗教・民族が大きく異なってしまいます。

 そのため、日本のように、中央の官僚がすべての物事を決めていくという方法は取りにくいという状況になっています。

 そのため、合衆国憲法では、争い・意見の対立が起こることを前提に規定されているのはそのためなんでしょうね。

 というわけで、本日の重要なところは、他民族が共同で暮らす場合には、裁判所の役割は非常に重要になってくるということになるでしょう。

 道化師「日本には、三権分立と言うのはあまり機能していない部分があります。議院内閣制のために、立法府と行政府は緊密な連携を取り、また、統治に関する事柄で複雑なことについては裁判所は判断しない(統治行為論の原則)がありますので、日本は、世界でも類を見ないほど独裁国家に近い法律のシステムで運営されているにもかかわらず、日本は、世界的に見て民主主義国家と言われていますし、なかなか物事が決まらない国だと言われています。ひじょーーーーうに不思議な国の日本ですね。まぁおそらくなんとなくそうなんじゃないッて感じで今までやってこられているということなんでしょうね。」

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