2015年10月2日金曜日

水野忠邦(やり過ぎる男)


 どうもこんばんは松井塾の松井です。

 さて本日は、天保の改革についてお話をしていきます。

 この天保の改革を行う前に、天保のききんというのが1830年代に起こります。

 この天保のききんに対処するべく立ち上がった真面目すぎる男水野忠邦(みずのただくに)の物語です。

 江戸川区ん「真面目すぎる男?」

 松井塾塾長「そう真面目すぎるんだこの人。みんなも学校の先生が、真面目過ぎたらどうですか?塾の先生が真面目過ぎたらどうですか?酒は飲まない、タバコは吸わない。面白いことも言わない。きちんと定刻通りに授業が始まり、定刻通りに授業が終わり、いついかなるときも規則正しい生活をしているような人がいたら。」

 江戸川区ん「息がつまりますね。」

 さてそれでは、水野忠邦の政策を見ていきましょう。

 1,とにかく倹約(けんやく)

 この人、とにかく不正を一ミリたりとも許しません。

 とにかく、少しでも無駄があれば倹約していきます。

 それでは、もし、水野忠邦と結婚したらどうなるか見ていきましょう。

 奥さん「今日大根安かったから、お近くのスーパーで買ってきたんだよ。」

 水野忠邦「38円これは、もったいないことをしますね。300メートル離れたスーパでは、35円で売っているというのに、あなたは、3円も無駄にしてしまいます。何やってるんですか?倹約令ですよ。倹約令。」

 2,田沼意次株仲間解散

 水野忠邦「君のところは、大根を40円で売ろうという取り決めを指定ますね。無駄が多いんじゃないですか?32円で売れるでしょう。安くしろよ安く。」

 篠崎くん「やだなーやだなーこんな人。」

 江戸川区ん「でも水野忠邦の改革は成功したんじゃないんですか?そんだけ真面目なんだったら。」

 松井塾塾長「残念。大失敗したんだよ。将軍の楽しみにしている生姜(しょうが)までも倹約令の対象にしてしまって、(今で言うところの一品のおかず)将軍が引きこもりになってしまったという伝説もあるぐらいだからね。」

 江戸川区ん「むちゃくちゃだな。」

 松井塾塾長「適当なのも問題だが、真面目すぎるのも問題だということですね。」

 というわけで結論。

 水野忠邦の天保の改革  倹約しまくった結果 大失敗

このブログで読まれている記事