2015年10月2日金曜日

オーソドックスな温室効果ガス問題について


 どうもこんにちは、道化師です。

 さて本日のテーマは、オーソドックスな温室効果ガスの問題についての読解文章を勉強していきたいと思います。

 まず、CO2は基本的に悪であるという考え方。

 この二酸化炭素の影響によって、地球が温暖化されるということは非常にまずい状況を引き起こしてしまう。

 この文章の特徴は、まず、二酸化炭素の増加は、地球温暖化を引き起こすということを信じて疑わないところにあります。

 したがって、最もオーソドックスな地球温暖化理論で進めていくことができます。

 二酸化炭素の増加によって生じる問題点とは、まず基本的に地球温暖化することによって、極地の氷が溶ける。つまり、北極及び南極の氷が溶ける。(アルキメデスの原理はどうなるんですか?とかツッコミを入れないようにしてください。)

 北極及び南極の氷が溶けるので、海水面が上昇する。そうすると島国のいくつかは、水没の危険性があるし、大陸国であったとしても今まで平地だった部分が、水没してしまう危険性があるので、堤防を高くしなければならない。そのため、政治的コストが高くなる。

 また、地球温暖化の影響によって、現在の生態系が破壊されてしまう危険性がある。

 例えば、今までは、熱帯地方にしか生息していなかった植物や病原菌などが、温帯の地域でも繁殖してしまうようになる。そのため、今まで考えられなかった病気及び今までの生態系には存在していなかった虫、魚が出現することにより、水産資源の低下、農作業への影響などを総合的に考えると、問題が多く発生してしまう。よって、地球温暖化をこのまま放置しておくことは極めて危険であるという結論である。

 といった理論になります。

 ここで、解決策として提案されるものは、いくつかありますが、ここで間違えてはいけないことがあります。世の中には常に空気というものが存在しています。なんとなく反対。なんとなく賛成というものが、この日本国にはあります。特に、このようにオーソドックスな問題のパターンの時には、もろにその空気が発揮してくれます。

 例えば、こんな論法は絶対に成り立たないと思ってください。

 二酸化炭素の原因物質であるのならば、今の都市ガス・プロパンガス・火力発電を規制してしまい、オール電化にしてしまい、すべての電力を原子力発電で賄うことができればなんの問題もない。

 こういう意見は、数学的には、正しいのかもしれません。しかし、今我々が勉強しているのは、数学ではなくて読解です。以前にもお伝えしましたが、「正しいことが全て正しいとは限らない」ということが大事になってきます。

 よって、この二酸化炭素問題についての、答えは、おおよそこういったパターンになります。

 まずは、おおもとの二酸化炭素を減らすという作業をしなければなりません。よって、植物の光合成による、二酸化炭素吸収率を高めるためにも、植物特に森林保護に努めていかなければなりません。

 もう一つは、再生可能エネルギーの活用(太陽光・風力・地熱等)によって(なぜか、水力発電所を作るためにダムを作りまくれにはならない。これもダムは地球環境に良くないというような空気によるものでしょう。)、火力発電に頼らないシステムを構築していくべきである。

 最後に、自動車の利用を控えましょうというような、エコな暮らしを推奨することも良くあります。(しかし、これを実際にするとこんどは、消費しない若者と呼ばれますけれど・・・・)自動車を使用するのではなく、なるべく鉄道・バス・自転車などを利用することにより、CO2の排出を減らすようにしましょう。という形になる。まぁこういったところが主な主張になるところでしょう。

 道化師「ところでいくつか不思議に思うことなんですが、森林を保護しましょうという内容を書いている紙で書かれている新聞を見ると無性に矛盾を感じるのは私だけでしょうか?」

 道化師「CO2を削減したいのなら、出来る限り人は地方に住まないで、都市に住むほうが、全体のCO2を減らせるのではないかと思うのは私だけでしょうか?田舎に行くとみんな車を持っていて、遠くの大型スーパーまで買いに行きますよね・・・・」

 道化師「それが矛盾しているかもって、それが日本の読解文章だ!!!」

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