2015年10月1日木曜日

人は、故郷を思うものなのか?ノスタルジアと言うもの。


 どうもこんにちは、道化師です。

 さて本日のテーマは、昔のことを思い出して、昔は良かったとか言う分野わからん現象の一つ「ノスタルジア症候群」についてお話していきます。

 えーとまず、私のスタンスから先にお話させていただきますが、私は、自分の過去を振り返ることは、ほとんどありません。間違っても、あの頃に戻りたいとか、学生の頃楽しかったとか、そういうことを思ったことは一度もありません。強がりではなくて、本当にありません。というかむしろ故郷に帰るのがめんどくさい人です。

 しかしながら、ほとんどの人は、そういう気持ちにはなりません。

 故郷に帰るとみんな、懐かしいなとか帰ってきたなぁといったような気持ちになることが多いです。しかしこれはどうしてそういう現象になるのかということをお話していきましょう。

 1,思い出補正がかかる。

 人間というのは、生きていくうえで過去を美化する傾向にある。

 その思い出が補正された分都合のいい自分の過去を振り返ってしまうことにより、ノスタルジーを感じることができる。そのため、故郷や、自分の過去を美化する傾向に有る。

 2,現実のストレスからの逃避行動

 人間は、常にストレスに晒され続けている。この状況のままほうっておくと死んでしまう危険性がある。そのため、ある程度楽しかった頃の記憶を再現することによって、精神バランスを保っておかないと正常さを保てないという状況になる。

 3,そもそも本当に昔は良かった論

 これは、ひじょうに多くの読解で出されるものである。

 昔はこんなに良かったのに最近の日本はこんなふうということになっています。

 特に最近の若者論なんかで良くありますね。しかし、これは現実的には間違いです。昔のほうが少年犯罪なんかは率及び犯罪件数ともに多い傾向にありますので現代人のほうがまともというのは統計的には正しいのですが、昔のほうが絆や助け合いがあってよかったという論調は非常に多いという論法で攻めてくる場合が多いでしょう。

 とまぁこんな感じですね。

 道化師「過去を振り返ることにどれだけの意味があるのだろうかという論理はあまり入試では出てこないのは、個人的には残念なところでもありますが、総文章が書かれているのであれば、仕方ないのかもしれませんね。」

このブログで読まれている記事