2015年10月5日月曜日

自分が成功すると信じる確率は高い。いくらデータがそうであったとしても。


 どうもこんにちは、道化師です。

 さて本日は、新しく開業したビジネス会社がどの程度の確率で生き残ることができるのかということをテーマにお話をしていきます。

 この文章では、おおよそにして、今から起業しようと思っている人や、努力とは素晴らしいという考え方を持っている人にとっては、不快な内容になるかもしれませんのでご注意ください。

 まず、日本で企業開業して生き残ることのできる数字を見ていきましょう。

 開業して一年で約五〇%が潰れます。

 開業して三年から五年で八〇%が潰れます。

 開業して一〇年で九〇%が潰れるという状況になります。

 この現実について、開業している人たちに関しては、実は全く知らないというような研究結果が出ています。

 自分の作っている食べ物は、美味しいはずだ。だから売れるとか、自分たちのやっているサービスは、素晴らしいものだといったような思い込みがあるのではないでしょうか?

 この部分が、非常に大事になってくるのですが、この傾向が非常に強いため、開業してからとにかくがんばってなんとかしようということになります。

 よって、読解の文章では、(こんなこと書いていいのか?と思う部分もあるんですが、こんなことかける大学は偉いとも思います。)

 自分が、レストランの経営をしようと思った時には、まず、基本的にこれらの事実を考えたうえで開業するかどうかを考えるべきである。これらの事実を知っていれば、そのレストランが何が足りないのか、自分たちは、何をしなければならないのか?

 ということがわかってくるはずである。

 したがって、自分たちの発明したもの・自分たちが開業した方向性・自分たちの行っていることが間違っているということがわかれば、すぐに起動を修正するかもしくは、自分たちのやっているかを即座に諦めるかのどちらかをしなければならないということに気がつくだろう。

 しかしながら、多くの起業家や実験者たちは、他人からもしくは市場からNOという評価が下っているにもかかわらず、”いわいる無駄な努力”に固執するのはナンセンスである。

 という論法です。つまり、無駄な努力はするな。考えろということでしょうかね。

 学問においては、努力するということは大切ですが、研究や開業といったところでは、努力する方向性が間違っている場合にはどうしようもありません。という流れの文章ですね。

 道化師「基本的に、開業や企業ということで根性論でやるのはあまりおすすめしません。そんなに根性論で開業したいなら、リアカー引いて商売するのが、一番手っ取り早い。なんともならんもんはなんともならん。子どもたちの中にも将来起業したとか、ベンチャー企業を立ち上げたいという人がいるんで、一応いっておきますが、起業や開業は泥臭い。かっこいいもんじゃないです。毎日便所の掃除・雑巾がけ・清掃活動・そういう当たり前なところからがんばるといいと思いますよ。」

 「そして、そもそも目の前の勉強を誰にも負けないくらい勉強できる。それだけやって、自分がまだまだなんだと思えるところまで勉強するのがスタートだと思いますが・・・」

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